英語の基本動詞

”Bring”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 bring の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

覚えるべき bring の文型と熟語!

<SVO>bring 名詞 (to 場所)~を(~に)持ってくる・連れていく・もたらす
<SVO1O2>bring O1 O2 O1にO2を持ってくる・連れていく・もたらす
<SVOC>bring O to V
bring O Ving
OがVする気になるようにする
OがVするように仕向ける
句動詞・イディオムbring about
bring out
bring up
~を引き起こす・もたらす
~を連れ出す・明らかにする・出版する
~を育てる・しつける・吐く

bringの訳は
3つ押さえると網羅性が高いです。

  • 持ってくる(持っていく)
  • 連れてくる(連れていく)
  • もたらす

共通点は
「何かをある位置から別の位置に動かす」
ということ。

takeと似ていますね。
書き換えられることも多いですが
bringの方が「終点」に主眼がある感じがします。

「もたらす」という訳とか
まさに終点の話をしてますよね。

「何かを移動させる」という意味の動詞ですが
この移動には物理的なモノ・ヒトの移動のほかに

精神的な移動、
つまり変化も含まれます。

さらに災害や季節、成功、状況、お金など
様々な抽象的な出来事や概念もbringされます。

これはなかなか日本人には掴みにくいのですが
ここで威力は発揮するのが
「もたらす」という訳です。

bringはたいてい「持ってくる」だよと習うのですが
「もたらす」は絶対に覚えておいた方がいい。

これを知っているだけ難しく考えなければならないbringの英文が
ごっそり減ります。

あとは主語に人間以外がきたときが
慣れるまでわかりにくいですが
これは文型ごとの例文でみていきましょう。

<SVO>

bring 名詞 (to 場所)~を(~に)持ってくる・連れていく・もたらす

「持っていく」「連れていく」という訳ならば
気になるのは「どこへ?」ですね。

ですからbringは方向・終点を表す to と相性が良いです。

「もたらす」という訳では「どこに?」となるので
bringは to の他にも

into, in, on, forなどの前置詞が導く表現と
一緒に使われることも多いです。

【例文】

You should bring an umbrella. It’ll rain tonight.
傘持っていきな。夜雨降るって。

It was his adventurous passion that brought him to Alaska.
彼をアラスカに導いたのは彼の冒険的な情熱だった。

<SVO1O2>

bring O1 O2 O1にO2を持ってくる・連れていく・もたらす

ここもやはり「もたらす」という訳を
意識したところです。

Sに人がくれば「持ってくる・連れていく」のことが多いですが

Sにモノや出来事がきたときは
「もたらす」という訳のほうがうまくいくことが多いです。

【例文】

The slight inclination of the Earth brings us seasons.
地球のわずかな傾きが、私たちに季節をもたらすのだ。

She brought the attendants a cinnamon cake.
彼女は出席者のためにシナモンケーキを持ってきてくれた。

<SVOC>

bring O to V
bring O Ving
OがVする気になるようにする
OがVするように仕向ける

bringの<SVOC>では
C に to V がくることが圧倒的に多いです。

そしてSに動機、Oに人、Cに行動が入って
「Sだから(のせいで)OはCした」
という意味になる。

そしてSにwhatを置いた疑問文となり
「何がSをCさせたの?」
つまり
「なぜSはCしたの?」という意味になります。

この文章はもちろんWhyで始まる疑問文に
書き換えることができます。

日本人にはない感覚の表現なのでよく問われます。
是非覚えておいてください!

【例文】

What brought you to move to Denmark?
どうしてデンマークに引っ越す気になったの?

A letter from my ex-girlfriend brought me flying to Prague.
別れた恋人からの1通の手紙によって、私はプラハへ飛ぶことになった。

句動詞・イディオム

bring about
bring out
bring up
~を引き起こす・もたらす
~を連れ出す・明らかにする・出版する
~を育てる・しつける・吐く

bringの句動詞・イディオムはわりとありますが
特に頻出の3つを取り上げます。

bring about「~を引き起こす・もたらす」
は知らないと難しいですが

bring out「~を連れ出す・明らかにする・出版する 」
bring up「~を育てる・しつける・吐く 」

この2つはここまで説明してきたbringの感覚に
outが持つ「外へ」の意味や
upが持つ「上へ」の意味を足してあげればなんとなくわかりませんか?

「連れ出す」はそのまんまだし
何かが外に出て人目に触れれば「明らか」になるし
本が世に「出れ」ば出版するですね。

「育てる」のも「しつける」のも
子どもを大人の世界に引っ張り「あげる」こと。
日本語でも「育てあげる」といいますね。
「吐く」はゲゲボボを胃袋から…ね、うん。
あげてくることだよね。

こういうイディオムは
別にたくさんの意味を持っているわけではなくて

基本動詞と前置詞や副詞がつくる
感覚的なイメージが
いろいろな文脈に適用されていると考えたほうが良いです。

【例文】

A lack of love from parents in childhood brings out inappropriate self-expression in adolescence.
子ども時代に受ける両親からの愛情の欠落が、青春期の歪んだ自己表現を引き起こす。

The old woman brought out her first novel when she was 67.
その年おいた女性は、67歳の時に最初の小説を出版した。

She brought up her young sister alone since the war had taken her parents.
彼女は戦争で両親を失ったので、幼い妹を一人で育てた。

まとめ

bringで押さえるべき訳が3つ。

  • 持ってくる(持っていく)
  • 連れてくる(連れていく)
  • もたらす

文型では<SVOC>に注意です。
Cにはもっぱら to V がきます

Whatで始まる疑問文になった時は
「なぜ」で訳すのがポイントです!

いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。