基本動詞の文型を制すものが英語を制します。
基本動詞の一覧はこちら。
今回は基本動詞 write の覚えるべき文型を
必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。
Contents
覚えるべき の文型と熟語!
<SV> | write | 書く・手紙を書く |
<SVO> | write O | ~を書く |
<SVO1O2> | write O1 O2 | O1にO2を書く |
<SVOC> | write O to V | OにVするように手紙で書く |
writeの意味はご存じの通り
「書く」
ですね。
特にこの他に意外な意味もありません。
write 単体で「手紙を書く」という意味にもなることは
知っておきましょう。
誰に書くかをはっきりさせるときには
to 宛先
新聞や学会など、宛先が団体で
「手紙を寄せる、寄稿する」というニュアンスの時は
for 宛先
となります。
こういう細々したことを少し確認したら
あとは文型ごとに既定の意味を当てはめれば
writeはすべて読めます!
<SV>
write | 書く・手紙を書く |
drive が単体で「車を運転する」という意味になるのと同じ感覚で
write も単体で「手紙を書く」という意味になります。
宛先を示すときには 「to 宛先」
トピックを示すときには
「about トピック」「of トピック」「on トピック」など
が主に使われます。
また、筆記具が主語になり「書ける」という意味も。
やっぱり drive と似てるなあ。
I write to my parents every month.
毎月両親に手紙を書きます。
He wrote about a new theory of economy.
彼はある経済学の新理論について書いた。
She can’t read and write.
彼女は読み書きができない。
This pen writes smoothly.
このペンは滑らかに書ける。
(主語が筆記具のパターンです。)
<SVO>
write O | ~を書く |
日本語で「~を書く」というとき
「~」の部分には結構なんでも自由におけることにお気づきでしょうか。
「気持ちを書く」なら内容だし
「1000文字書く」なら量だし
「小切手を書く」なら物だし
「中国語を書く」なら言語だし
「『好き』と書く」なら実際に書いた言葉です。
英語の write もこれと同じ。
Oにおけるものの自由度は高く、日本語の「書く」の感覚にかなり近いです。
I’d like to learn writing Hebrew.
ヘブライ語の書き方を学びたい。
(右から左に書くんだよ。)
Soseki wrote “I am a cat.”
漱石は「吾輩は猫である。」と書いた。
Writing 100 pages is a piece of cake to me.
私にとって100ページ書くなんて朝飯前だよ。
(言ってみたい。。。)
<SVO1O2>
write O1 O2 | O1にO2を書く |
<SVOO>の文型をとる動詞は
授与動詞と呼ばれます。
意味は「与える」。
便りを書くのも与える行為のひとつの形です。
Promise to write me the result as soon as possible.
すぐに結果を書いてよこすと約束してね。
<SVOC>
write O to V | OにVするように手紙で書く |
writeは<SVOC>もとります。
が、意味はまさに<SVOC>ど真ん中という感じなので問題ないでしょう。
やはりCには to V なので
「する方向に」うながす意味合いになります。
個人的に write には<SVOC>のイメージがあまりなかったので
あやうく書き忘れるところでした。意外な感じ。
覚えてなくても<SVOC>を深く理解し
慣れてくれば読み間違えることはないでしょう。
I write my dad to send vegetables every year.
私は毎年父に野菜を送ってくれるように書いて頼む。
まとめ
write は単体で「手紙を書く」
あとは文型ごとに意味に沿って
「書く」を軸に訳せば問題ないでしょう。
特に強調するべき熟語もありません。
厄介者が多い基本動詞ですが
write のように単純明快なものがあると
ちょっと安心しますね。笑
では、いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
おすすめ教材
基本動詞の文型を覚えつつ取り組むと効果的なおすすめの教材をいくつか紹介します。英文解釈系が多いですが、いくつかある定番の文法書の中で間違いなく推奨できるものも載せておきます。
『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』
『富田の英文読解100の原則 上・下』
『英文読解の透視図』
『総合英語Forest 7th Edition』
『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』