基本動詞の文型を制すものが英語を制します。
基本動詞の一覧はこちら。
今回は基本動詞 love の覚えるべき文型を
必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。
Contents
覚えるべき love の文型と熟語!
<SV> | love | 愛する・大好きだ |
<SVO> | love 名詞 love to V love Ving | ~を愛する・大好きだ Vするのが大好きだ Vするのが大好きだ |
<SVOC> | love O to V | OがVするのを好む・喜ぶ |
loveは「愛する・大好きだ」
言うまでもなく人生でも最も大切な行為であり感情でしょう。
この動詞を使えずして人間は出来ません!
日本人は照れ屋だからか
愛というのを日常から離れた何か特別なものだと思い込んでいて
仰々しい大恋愛なんかを想像しがちです。
しかし
愛はそのような大それたものではありません。
異性愛・同性愛などの恋愛に限らず
家族愛、兄弟愛、友情、隣人愛、博愛、自己愛など
愛にもいろいろあります。
どれも心の奥から湧いてくる慈しみであり、喜びですから
優劣はありません。
あなたがもしイカの塩辛が好きでたまらないなら、
父さんが酔っぱらってなぜかイカの塩辛を買ってきた夜に、
喜びで沸き立つ心が止まらないなら、
輝く目を塩辛から離せなくなるなら、
塩辛を口に入れたときに、美味しさと嬉しさで足が跳ねるように踊りだすなら
それはあなたの立派な愛です。
大切にしましょう。
また、休日の午後に河原で本を読んでいるとき
どこからか今の日常や自分の人生そのものに
大きな幸福感が湧いてくることがあります。
大切な人の顔が次々浮かび
かけがえのない記憶がじわりと心を包みます。
そして遠くで水鳥が高く飛んでいく。
そんなときに
心にあった凪のような感情に気づけば
それも幸福であり
心は愛に満ちた状態です。
いや、宗教かっ!!
って感じですけど、
人間深く深く物事について考えていけば
たどり着く先は大抵昔の人がもう
とっくに書いてくれてるものだったりするんですよ
いや、ほんとに。
宗教の本や教えには結構そういうのが
よくまとまってる。
まあ科学を知る現代の人間からすると
意味わかんない主張もあるけどね。歴史ですね。
loveという動詞について
しっかり勉強したいのであればこの記事がオススメですが
愛について深く考察したいという方が
万が一、この記事にたどり着いていたら
「ここじゃねえよ」と追い返すのはさすがに愛がなさすぎるので
必読の本を一冊オススメしておきます。
エーリッヒ・フロム『愛するということ』
僕の人生で読んだ本ではTOP10に入るな、これは。
全然関係ない話しちゃったけど
今回もここからはいつも通り
文型ごとに確認していきましょうね。
<SV>
love | 愛する・大好きだ |
あまり見ることはないですが
文脈から想定されるOが省略されて
見かけの<SV>になっているか
そうでなければ
愛の対象を明示せず
一般的に愛するという表現になっているパターンです。
She loves him deeply, but I love more.
彼女は彼を深く愛しているが、私はもっと愛している。
<SVO>
love 名詞 love to V love Ving | ~を愛する・大好きだ Vするのが大好きだ Vするのが大好きだ |
Oにおくのは
Ving よりも to V のほうが普通だと思います。
調べたところによると
Vingの使うとその場限りの「したい!」という感じではなく
一般的・習慣的に「好き」というニュアンスになるとか。
あとVingのほうが女性が好む表現のようです。
(Weblio英和辞典参照)
In my life, I love you more.
僕の人生で、君をもっと愛する。
(ビートルズの”In my life”より引用。文脈としては
「いろんな好きな人・場所や思い出があって、よく思い返すし、忘れることはないけど、それよりも深く君を愛している」
みたいな感じ。)
Kids love to spin around on a chair for some reason.
子どもたちはなんらかの理由で椅子の上にのってクルクル回るのが好きだ。
She loves being loved more than loving.
彼女は愛するよりも愛されるのが好きだ。
<SVOC>
love O to V | OがVするのを好む・喜ぶ |
「好き」ということは
「する方に向かう」のでCに入るのは to V
セオリー通りです!
My mother loves me to dress up.
母は私がきちんとめかしこむと喜ぶ。
まとめ
loveという動詞よりも
愛について語った文量のほうが多くないか…?
まあいいや。
簡単な動詞なのでまとめは特にありません。
<SVOC>ちゃんと勉強しましょう。
愛を大切に生きましょう。
では、いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
おすすめ教材
基本動詞の文型を覚えつつ取り組むと効果的なおすすめの教材をいくつか紹介します。英文解釈系が多いですが、いくつかある定番の文法書の中で間違いなく推奨できるものも載せておきます。
『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』
『富田の英文読解100の原則 上・下』
『英文読解の透視図』
『総合英語Forest 7th Edition』
『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』