英語の基本動詞

”Ask”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 ask の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

覚えるべき ask の文型と熟語!

<SV>ask
ask about 名詞
ask for 名詞
尋ねる
~について尋ねる
~を求める、頼む
<SVO>ask 名詞
ask 名詞 about 名詞

ask that SV
ask to V
~に尋ねる、~を尋ねる
~に~について尋ねる

SVするように頼む
Vさせてほしいと頼む
<SVO1O2>ask O1 O2
(= ask O2 of O1)
~に~を尋ねる
~に~を要求する
<SVOC>ask O to VOにVするように頼む
句動詞・イディオムask A to (for) B
ask A for B
ask A from B
AをBに招待する、誘う
AをBに請求する
AにBを求める

askの意味は「明示的に求める」と覚えておくと汎用的かもしれません。

主に声を出して求めることです。要するに「尋ねる」です。

「頼む」「要求する」とか訳されることも多いです。

有名な動詞なので意味はまあ大丈夫でしょう。

文型はというと、<SVC>を除く4つの文型をとります。

こうしてみると、ask はバランスがいい動詞だなあとつくづく思います。
つまりどの文型も同じくらい使われるということです。

そしてどの文型にもちゃんと話題がある…。
勉強になる動詞だ。

多くは語るまい。
早速文型ごとにみて参ろう。

<SV>

ask
ask about 名詞
ask for 名詞
尋ねる
~について尋ねる
~を求める、頼む

askの後ろに何もない場合は、文脈的に言わなくてもわかるOが省略されて見かけの<SV>になっているパターンと、「何を」ということもなく漠然と「尋ねる」と言いたいパターンがあります。

<SVO>をベースとする基本動詞ではよくあるパターンです。

ask for ~ 「~を求める」
自動詞+for で「~を求める」の典型例。頻出です!

他の例は以下の通り。

  • look for~ 「~を探す」
  • seek for~ 「~を追い求める」
  • wait for~ 「~を待つ」

などなど多数。

【例文】

If you have to ask, you never know.
聞かなきゃわからないなら、ずっとわからないままさ。
(Red Hot Chili Peppersの名曲”If you have to ask”より。レッチリは派手なパフォーマンスのわりに美しいメロディと詩が魅力のバンドなので英語の勉強がてら味わってほしい。)

Can I ask about what on earth happened to you?
いったい君に何が起きたのか聞いてもいいかい?

Oops, can you ask for a towel or something for me?
おっと、タオルか何か頼んでもらってもいい?

<SVO>

ask 名詞
ask 名詞 about 名詞

ask that SV
ask to V
~に尋ねる、~を尋ねる
~に~について尋ねる

SVするように頼む
Vさせてほしいと頼む

askの後の名詞には基本的に直接目的語としてのOが入ることになっているので、questionなどの名詞や、wh-節、how節、whether節、if節などが入ることが多いです。

しかし後述しますが、askは<SVO1O2>をとるので
I’ll ask her. 「彼女に聞いてみるよ。」
のようにO2のみが残った見かけの<SVO>ができることも非常に多いです。

また、Oにthat節がくるときは、askは「頼む」という意味なので一種の「要求」です。
つまり、that節の中の動詞は、shouldがつくか原形になります。

ask to V 「Vさせてほしいと頼む」
は、それほど頻繁には使われませんが、「する方に向かう」意味なので to V がOに入っているということを確認しましょう。
ちなみにこの ask と to の間に to V の意味上のSが割り込んだ形が、後述する ask の<SVOC>です。

【例文】

Let me ask one question.
ひとつ質問させてください。

Who is brave enough to ask her about Jim?
誰か、彼女にジムのことを聞く勇気があるやつは?

I asked that you should bring charcoal.
炭を持ってくるように君に頼んだじゃん。
(askは要求の意味を持つ動詞なのでOの位置にくるthat節内の動詞はshouldがつくか原形になる)

She asked to see his album.
彼女は彼のアルバムを見せてほしいと頼んだ。

<SVO1O2>

ask O1 O2
(= ask O2 of O1)
~に~を尋ねる
~に~を要求する

「尋ねる」というのは「誰かに質問や疑問を与えること」。

「与える」とくれば<SVO1O2>の文型をとるに違いない、と考えられた人は素晴らしいです。

もちろん ask は<SVO1O2>をとる授与動詞でもあります。
※<SVO1O2>は原則的に「与える」という意味になるので、この文型をとる動詞を授与動詞と呼びます。

しかし、授与動詞の ask には例外的に覚えるべきことが1つ。

<SVO1O2>の文型はすべて
<SVO2前置詞O1>という形に変形できます。

そして使われる前置詞は、動詞によって決まります。
この書き換えのとき使われる前置詞はもっぱら to か for なのですが
ask に限っては
of なのです。

これは個別に覚えておく必要がある知識。

詳しくは <SVO1O2>の権化である give の記事で説明していますので、参照してね。

【例文】

My friend asked me if I will forgive him, but I didn’t know.
友人は、私に彼を許すつもりか尋ねたが、私にもわからなかった。

I wanted to ask two questions of my professor.
私は教授に2点尋ねたかった。

The shop asked me 10$ for the repair.
店は修理代として私に10ドル請求した。

<SVOC>

ask O to VOにVするように頼む

<SVOC>でCに to V をとる動詞は20個くらい覚えれば十分なくらいなので覚えてしまうことをオススメしていますが、askもその代表格です。

このパターンの動詞は概して
「OにC(to V)させる」という意味になります。ワンパターンで楽です。

で、askの意味は「頼む」「求める」といった感じなので
「~するように頼む」とか「頼んで~してもらう」とか訳せばいい感じになるのです。

to Vだから「する方に向かう」んですよ!

【例文】

She asked her manager to sign on the documents by tomorrow.
彼女は上司に明日までに資料にサインをしておいてもらえるよう頼んだ。

句動詞・イディオム

ask A to (for) B
ask A for B
ask A from B
AをBに招待する、誘う
AをBについて請求する
AにBを求める

こちらに乗せたものは句動詞とかイディオムと呼ぶほどトリッキーなものではなく、単純に動詞と前置詞の意味がわかっていれば済むものなのですが、一応よくみるのでまとめておきます。

ask A to(for) B は、to や for を「→」だと思えばOKです。

ask A for B では、「交換のfor」が使われています。
pay for X 「~Xのために支払う」
blame A for B「AをBのことで責める」
substitute A for B「AをBの代わりに使う」

など、for を使った価値の交換や対価についての表現はた~くさんあります。

fromの後ろには「起点」がくるので、toとは反対に「←」こっちの矢印だとおもって読むと案外わかったりします。

【例文】

My sister asked her boyfriend to our Christmas party.
妹は彼氏をクリスマスパーティーに誘った。

We asked 3000 yen for his admission.
我々は彼に参加料として3000円を請求した。

He asked help from his father to make the payment.
彼は支払いのため、父に助けを求めた。

まとめ

askのまとめです。

  • 意味は「求める」「尋ねる」
  • <SV><SVO><SVO1O2><SVOC>の文型をとる
  • ask for X 「Xを求める」
  • ask that SV ではVはshouldか原形
  • <SVO2前置詞O1>で使う前置詞は of
  • <SVOC>ではCに to V

いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。