英語の基本動詞

”Talk”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 talk の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

Contents

覚えるべき の文型と熟語!

<SV>talk喋る
<SVO>talk 名詞~を話す、~を語る
<SVOC>talk oneself 形容詞
talk O into Ving
talk O out of Ving
話して~な状態になる
話してOにVさせる
話してOにVをやめさせる

talkで覚えることは2つです。

  • 基本文型は<SV>
  • 意味は「喋る」。
    話す系の動詞のなかでも特に双方向的なコミュニケーションの意味合いが強い。

まず基本文型は<SV>です。

話す内容を言うには
talk about 内容
talk of 内容
talk on 内容

などの形にします。

話す相手を言うときには
talk to 相手 (自分→相手のニュアンス)
talk with 相手 (強い双方向性のニュアンス)

などとします。

意味としては
双方向的なコミュニケーション としての「話す」です。

だから「喋る」っていうほうが近い感じ。

sayは単純に発話行為としての「言う」
speakは中立的な意味の「話す」
tellは相手を強く想定した「伝える」

そして
talkは双方向的なコミュニケーションを含意する「喋る」

このように区別して覚えておくと良いです。
意味に加えて、これらはそれぞれとる文型も異なりますので
峻別できるようにしっかりと学習しましょう。

ブログですでに取り上げているもののリンクを載せておきますね。

<SV>

talk 喋る

僕たちが出会うtalkという動詞の9割以上は
この<SV>文型だと考えてよい
でしょう。

他に付け加えることもありませんので
とにかくtalkは<SV>なんだと理解したら
あとは肩の力を抜いて読んでください~。

【例文】

James talked to Sam about his dream to become an actor.
ジェームズはサムに、彼の役者になるという夢について話した。

Alright, shall we talk with the client before launching this development?
わかった、開発に着手する前にお客さんの意見を聞こうか?

<SVO>

talk 名詞 ~を話す、~を語る

<SVO>のtalkを見る機会はあまり多くありません。

Oには話の内容が主に入りますが
入る名詞は「言語」や「学問」など、ある程度決まっています。

おしゃべりをするというようは
「語り合う」「論じる」「談義する」といった
硬めでちょっとガチめな感じがします。

【例文】

He had better not only talk philosophy but also make some concrete action.
彼は哲学を論じるだけでなく、何か具体的な行動をしたほうがいい。

Some of foreign people talk English better than some uneducated natives.
外国人の中には、教育のないネイティブよりも上手く英語を話す人もいる。

<SVOC>

talk oneself 形容詞
talk O into Ving
talk O out of Ving
話して~な状態になる
話してOにVさせる
話してOにVをやめさせる

talkの<SVOC>はここで取り上げた3つのような
特定の形でしか使われないようです。

talk oneself 形容詞 「話して~な状態になる」
はほとんど見たことがありませんが、一応載せておきました。
でも暗記するよりも
基本文法の知識から、「<SVOC>で読むしかないな」と判断できるのがイチバンかな。

talk O into Ving 「話してOにVさせる」
talk O out of Ving 「話してOにVをやめさせる」

talkは<SV>だとわかっていればOKだといいましたが
加えてこの2つはちゃんと読めるようにしておくべきですね。

tell や persuade にも同じような用法があるので
合わせて勉強するとわかりやすいはず。

【例文】

The teacher talked herself hoarse to explain the importance of basic grammar.
基本文法の重要さを説明するのに、その先生は声がかれるまで話した。
(僕はタイピングの速度が爆上がりするまで文章を打ってます!)

The mother talked her son into change cloths by himself.
母親は、息子に話してひとりで着替えさせた。

The physician talked the stubborn male patient out of smoking.
内科医は、その頑固な男性の患者にタバコをやめるように話した。

まとめ

ではtalkのまとめは以下の2点です。

  • 基本文型は<SV>
  • 意味は「喋る」。
    話す系の動詞のなかでも特に双方向的なコミュニケーションの意味合いが強い。

これに加えて
talk O into Ving 「話してOにVさせる」
talk O out of Ving 「話してOにVをやめさせる」

が分かればほぼ完ぺきです!

では、いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

おすすめ教材

基本動詞の文型を覚えつつ取り組むと効果的なおすすめの教材をいくつか紹介します。英文解釈系が多いですが、いくつかある定番の文法書の中で間違いなく推奨できるものも載せておきます。

『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』

『富田の英文読解100の原則 上・下』

『英文読解の透視図』

『総合英語Forest 7th Edition』

『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』

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ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。