英語の基本動詞

”Run”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 run の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

覚えるべき run の文型と熟語!

<SV>run走る・流れる・動く
(勢いのある継続的な移動や活動)
<SVC>run 形容詞~な状態で流れる
<SVO>run 名詞~を走らせる
~を経営する
~を行う・処理する
(他訳多数)
<SVO1O2>run O1 O2O1にO2かかる
句動詞・イディオムrun into 名詞
run out
run out of 名詞
run up against 名詞
run away with 名詞
run on
in the long run
~と偶然出くわす
尽きる
~を使い果たす
~に衝突する、偶然出くわす
~をかっさらう、自制心を失う
長く続く
長い目でみれば

runは手ごわい基本動詞です。

決して「走る」という意味の暗記だけでは征服できません。

run の核の意味は
「勢いのある継続的な移動・活動状態」

といえると思います。

「走る」という行為には継続性があります。

もちろん一瞬だけ走ることもできますが
普通走るという動作を成立させるには数秒はかかりますよね。

その「勢いのある活動状態」のことをrunといいます

そう考えれば、以下のような表現もすべて
runで表せることが納得できると思います。

  • 川が流れる
  • 路線が走る
  • 視線を動かす
  • 映画を上映する
  • 会社を経営する
  • 契約などの効力が続く
  • インストーラーを走らせる

川には水が勢いよく流れています。
路線には終点まで線路が続き、電車を通します。
人の視線も文字などの上を勢いを持って動きます。
映画は始まりから終わりまでとめどなく流れていきます。
経営も継続的に事業を活動させていく営みです。
契約の効力などはまさに継続してONの状態。
インストーラーもソフトの設置が終わるまで演算を続けます。

なんとなくつかめてきたでしょうか?

このようなイメージを持てると
runという動詞の理解はグッと楽になります

runの基本的な文型は<SV>

大学入試のレベルまでしっかり勉強するなら
<SVO>も絶対に抑えましょう。

上に説明したrunの基本イメージは
<SV><SVO>両方の文型で共通です。

一方で<SVC><SVO1O2>は
一応載せましたが、ほとんど出てきませんので
無理に覚える必要はありません。

とにかくまずは<SV><SVO>を
しっかりと叩き込み

余裕があれば<SVC><SVO1O2>も
「そういえばあるんだなあ」くらいに
知っておいてもらえれば十分なはずです。

それでは
「勢いのある継続的な移動・活動状態」
という基本イメージを念頭において
各文型を例文とともにみていきましょう!

<SV>

run走る・流れる・動く
(勢いのある継続的な移動や活動

「走る」という意味が最も一般的ではありますが
やはり基本イメージの
「勢いのある継続的な移動・活動状態」 から
文脈に合う訳を当てはめるのがイチバンです。

例を見てしまったほうが早いかもしれません。

【例文】

Meros ran. He ran to be killed.
メロスは走った。殺されるために走るのだ。
(実際の文章とはたぶん違います、、、)

The latest film by Scorsese runs over 3 hours.
スコセッシ監督の最新作は3時間以上ある。
(僕はグッドフェローズよりもタクシードライバーよりも、シャッターアイランドが好きです。)

The Nile runs from the south to the north.
ナイル川は南から北へ流れている。

Our project has been running quite well by now.
私たちのプロジェクトはここまで順調にきている。

<SVC>

run 形容詞~になる、変わる
~な状態で流れる

この文型は僕もこの記事を書くのに
ちゃんと調べるまで意識したことがありませんでした。

「~な状態で流れる」では
主語は十中八九、液体です。

あまり見かけたことがない文型ですし
万が一であっても、
文法の基本を押さえていれば
「そう読むしかないな」とわかるハズ。

頼らず、文法力を磨くのが良いかなあと思います。

【例文】

The Tama river ran so high when the last typhoon came.
前の台風が来た時、多摩川は荒れて水位はずいぶん上がった。
(これはかなり意訳です。)

<SVO>

run 名詞~を走らせる
~を経営する
~を行う・処理する
(他訳多数)

上述したように
runには基本イメージとして
「勢いのある継続的な移動・活動状態」
という意味があるので

これに沿った意味の中で
様々な訳になることが考えられます。

あまり頭でっかちに全部覚えるのではなく
イメージから緩やかに訳を導く柔軟性が大切です。

「何を曖昧なことを言ってんだ!」
と思う向きもあるかと思いますが
日本語と英語という全く異なる言語同士をつなぐ
架け橋を頭の中につくろうというのです。

ピッタリと一致する訳などそうそうあるわけがないのですから
どこかでこの緩やかなイメージで本質を理解するという作業
向き合わねばなりません。

runという動詞の理解はそのよい練習になります。
良い機会だと捉えて頑張りましょ!

【例文】

The horse was run for 3 days without any rest.
その馬は休みなく3日間走らされた。

My uncle runs three souvenir shops in Barcelona.
叔父はバルセロナでお土産屋さん3店舗経営している。

Run the configuration wizard after rebooting the server.
サーバーを再起動したら、構成ウィザードを走らせること。

You have to run the thread through this hole.
こちらの穴から糸を通さないと。

<SVO1O2>

run O1 O2O1にO2を用意する
O1にO2かかる

こちらも<SVC>同様
「なくもないんだなあ」
くらいに知っておけば十分です。

ちなみに「用意する」の訳は
お風呂を沸かして用意するときくらいにしか使わないみたい。

「O1にO2かかる」は
O2に金額が入って
<SVO1O2>なのに「与える」ではなく「奪う」の意味になる珍しいパターン。
といってもあまり見ないのでやはりそんな強調するほどでもないですかね。

【例文】

She ran me a hot bath.
彼女は私に温かいお風呂を沸かしてくれた。

The repair of the guitar ran me 70 euros.
ギターの修理には70ユーロかかった。
(これは僕の身に本当に起きたこと。スペインにて。辛し。)

句動詞・イディオム

run into 名詞
run out
run out of 名詞
run up against 名詞
run away with 名詞
run on
in the long run
~と偶然出くわす
尽きる
~を使い果たす
~に衝突する、偶然出くわす
~をかっさらう、自制心を失う
長く続く
長い目でみれば

さて、いよいよrunも残りは
句動詞・イディオムのみです。

ここまで書いてきてだいぶ疲れてきたので
すべては解説しませんが(おい)
太字のはかなり大切なので頑張ります。

結局、句動詞・イディオムなんて
動詞の意味以上に前置詞・副詞の意味をわかっているかが
肝なんですけどね。

run into 名詞
「~に偶然出くわす」

これはちょっと覚えていないことには
意味が予想しにくいと思ったので太字にしました。
出現頻度も結構高いです。

一方で文字通りの
「~の中に駆け込む」という意味もありますので
お忘れなく。

run out of 名詞
「~を使い果たす」
は有名な熟語です。

outには「完全に」「~しきる」という徹底性の意味があります。
果てるまでrunしちゃったかんじなので「使い果たす」「切らす」という意味になります。

ちなみに表のイチバン下の
in the long run「長い目でみれば」
のrunは動詞ではなく名詞です。

だから正確にはこの記事の守備範囲ではないのですが
runという単語の「継続性」がよく表れている熟語なので載せてみました。

【例文】

Bob ran into a friend from his college in the cafe.
ボブはカフェで大学時代の友人とバッタリ出会った。

Oh my goodness, we will soon run out of milk!
なんてこと、私たち牛乳をもうすぐ切らしちゃうわ!

まとめ

runを理解するには
とにもかくにも基本イメージを押さえることが大切です。

その基本イメージは

「勢いのある継続的な移動・活動状態」です。

このイメージから合う訳を
<SV><SVO>の文型で充てられるようになればOK。

句動詞・イディオムもたくさんあるので
しっかり押さえておきましょう。

では、いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。