英語の基本動詞

”Help”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 help の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

覚えるべき help の文型と熟語!

<SV>help
help with 名詞
助ける・手伝う・役に立つ
~を手伝う
<SVO>help 人
help 人 with 名詞(仕事など)
help 名詞(人以外)
help V (原)
help to V
~を助ける・手伝う
~が~するのを助ける・手伝う
~に役立つ・促進する
Vするのに役立つ・促進する
Vするのに役立つ・促進する
<SVOC>help O to V
help O V(原)
OがVするのを助ける・手伝う
句動詞・イディオムcan’t help 名詞/Ving
can’t help but V(原)
can’ help O Ving
help oneself
~を避けられない
Vせずにはいられない
OがVするのをどうにもできない
自分で自由にとって食べる・飲む

「文法問題を解く」
という目的で英語を学習しているのであれば
helpほどの超重要動詞は他に数えるほどしかありません。

誰でも知っている「助ける」という
シンプルな意味がある一方で
意外性の高い「避ける」という意味もあります。

さらに文型の話になると
helpしか持たないユニークな特徴が見えてきます。

入試問題などでこういうところが非常によく狙われます。

helpは強調してもしきれないくらい
大切な基本動詞ですので
この記事で一気通貫、是非覚えてしまいしょう。

基本的にhelpの意味は「助ける・手伝う」で問題ありません。

しかし日本語でいう「助ける・手伝う」よりも意味の幅が広いです。

「促進する・助長する・役に立つ」という言葉も含めた広い意味での「助ける・手伝う」がhelpの意味。

すべてざっくりと「助ける・手伝う」という意味であることを確認しておきましょう。
文脈に合わせて上手い訳が思いつくようになると、グッと読みやすくなるはずです。

文法的なところでは

<SVO>のときのOと
<SVOC>のときのCに
to V と V(原) のどちらを置いてもOK

このルールが圧倒的に重要です。
このような特徴を持つ動詞はhelpを除いて他にありません。

特に<SVO>のOにV(原)が入った時
このルールを知らないと、動詞が2つ連続して続く、非常に不自然な形に見えます。

文中の動詞の数を把握して、しっかり構文をとって読むという正しい英語の読み方をしている人ほど、このような現象には違和感を覚えるはずです。
知らないまま解決しようとすると英文解釈は泥沼化してしまいます。

必ず覚えておきましょう。

では、最重要ポイントを強調したところで
文型ごとに順番にみていきましょう。

helpには他にも覚えるべき特徴が多いので
順番にみていきましょう。

<SV>

help
help with 名詞
助ける・手伝う・役に立つ
~を手伝う

目的語を置かず、なんの助けになるのか明示しないパターンです。

普通に<SVO>のOには助ける相手が入りますから
helpのあとに助ける作業や仕事を置きたいときには
withを置いて表現します。

他にも
lend/give hands 「手を貸す」
など、「手伝う」という意味になる動詞の文章では
何について手伝うのかを書くときにwithを使うことが多いです。

「助ける・手伝う」という意味と、withという前置詞には一定の結びつきがあるということを覚えておきましょう。

【例文】

This book will help someday.
この本はいつかきっと役に立つだろう。

We had to help with dishes because mom was so mad.
母さんがキレていたので、僕たちは皿洗いを手伝わないといけなかった。

<SVO>

help 人
help 人 with 名詞(仕事など)
help 名詞(人以外)
help V (原)
help to V
~を助ける・手伝う
~が~するのを助ける・手伝う
~に役立つ・促進する
Vするのに役立つ・促進する
Vするのに役立つ・促進する

上述したように
基本的にhelpの目的語には「助ける・手伝う相手」がきます。

help 人 with 名詞
の形は
help A with B 「AがBするのを手伝う」
という形で覚えてしまうのも良いでしょう。

<SV>の項で書いた
help with 名詞
の形に、助ける対象である「人」が
目的語として割って入ったものです。

一方で、Oに人以外がきたときには
「促進する・助長する」など
広義の「助ける・手伝う」の意味になります。
(表でいうと3番目のヤツです)

最後にhelpの後に準動詞が続く場合
「Vする役に立つ」なので「Vする方に向かう」意味ですから
もちろん to V を使います。

が!

このとき、helpでは後ろに続く to V の to を省略できるのです。
言い換えれば
helpのあとに続く準動詞は

  • to V
  • V (原) <原形不定詞>

の2パターンがあるということです。

どちらもよく見ますので覚えておく必要がありますが
特に原形が続くことが多いので要チェックです。

【例文】

Please help me with my homework.
宿題手伝って。。。

The new policy has helped the economic recovery so far.
新政策は今のところ経済回復の一助になっている。

The supply of fresh air helps the garbage fast.
新鮮な空気の供給は、ゴミの焼却速度を促進する。

<SVOC>

help O to V
help O V(原)
OがVするのを助ける・手伝う

<SVO>でOに準動詞がはいるときと同様のルールが
<SVOC>のCに準動詞がはいるときにも当てはまります。

例文で確認しましょう。

【例文】

She helped me to complete the form.
彼女は私が書類を完成させるのを手伝ってくれた。

We should help the man bring his suitcase.
あの男性がスーツケースを運ぶのを手伝った方がいいね。

句動詞・イディオム

can’t help 名詞/Ving
can’t help but V(原)
can’t help O Ving
help oneself
~を避けられない
Vせずにはいられない
OがVするのをどうにもできない
自分で自由にとって食べる・飲む

can/can’t/could/couldn’tなどの後ろで
<SVO>のhelpが使われていたら
その意味は「避ける」です。

ここでは
can’t help Ving 「避けられない」
という熟語として覚えることにしましょう。

can’t helpで「避けられない」ならば
can, could, couldn’tでも同じだろうという応用はわかりやすいですよね。

また、上述したように
普通はhelpの<SVO>で
Oに準動詞がくるときは
to V もしくは V(原) です。

しかしVingがこれないわけではありません。
Vingがきてしまうと
意味が「避ける」になってしまう
のです。
(やはりVingをOにとる動詞は「すでにやっていること」「やらない方に向かうこと」げすね。「避ける」ですから。)

ただ、こういうことを事細かに覚えるよりも
can’t help Ving 「避けられない」
という形を覚えてしまって
そこから応用していたほうがカンタンだと思います。

can’t help but V 「Vせずにはいられない」
これについては僕では説明に窮しますが
概ね can’t help Ving と同じ意味だと思ってください。
しかし英作文などで使うには can’t help Ving のほうが安全です。
よくまとまっている記事があったので
気になる方は以下を参照して下さい。

美誠社 英語研究室 様より:
https://www.biseisha.co.jp/lab/qa/11


can’t help O Ving
「OがVするのをどうにもできない 」
こちらはhelpに「避ける」の意味があることに慣れている人であれば
通常の<SVOC>として読めるはず。

今回は「避ける」の意味のhelpは
句動詞・イディオムの項にまとめてしまったほうが
整理がしやすいと感じたのでこちらで
まとめています。

help oneself は非常によくききますね。
海外でパーティにいったり
人の家にお邪魔したりすると大抵
help yourself 「自由に食べ飲みしてね」と言ってもらえます。

【例文】

I really couldn’t help leaving there.
本当にあそこを離れないわけにはいかなかったんだ。

He couldn’t help but feeling sad after hearing the news.
彼はその知らせを聞いて悲しまずにはいられなかった。

We can’t help some people always complaining about everything.
何につけても文句をいう人がいるが、我々にはどうしようもない。

Please help yourself.
遠慮なくご自由にお召し上がりください。

まとめ

超重要基本動詞helpでした。
試験に出しやすすぎるのが
最重要である理由です。

再び細かく注意点を挙げていくと
煩雑になるので

まとめとしては
改めてポイントを箇条書きするにとどめます。

  • 基本の意味は「助ける・手伝う」
  • 「役に立つ」「促進する」「助長する」などの訳も
  • 目的語は「人」
  • 手伝う内容を書くときは with を使う
  • 準動詞が続くときは to V もしくは V(原)
  • 意外な意味として「避ける」
  • 「避ける」のときに続く準動詞はVing

いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。