英語の基本動詞

”Tell”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 tell の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

覚えるべき tell の文型と熟語!

<SV>tell of/about
tell
~について語る
伝える、作用する・効く、見分ける
<SVO>tell O~を伝える
~をわかる、理解する
~を見分ける
<SVO1O2>tell O1 O2
tell O2 to O1
tell O that SV
O1にO2を伝える
<SVOC>tell O to VOにVするように言う

tellは複数の意味がある基本動詞です。

大まかに分けると以下の通り。

  • 伝える
  • わかる・理解する
  • 見分ける
  • (作用する・効く)

まず最後の「作用する・効く」が
文型が<SV>で限られてときしかでないので
よいとしましょう。
覚え損ねていてもさほど問題はありません。

絶対的に大切なのは上の3つ。

「伝える」

最も代表的な意味なのは「伝える」。
say, speak, talkなど、話す系の動詞はいろいろありますが
tellはこの中で最も【伝達】の色が強いです。

「相手」の想定がはっきりしています。
文中に明示されているとは限りませんが
聴き手が想定されていない発話では
tellが使われることは決してありません。

こういう意味合いから
「伝える」を意味するtellがとりそうな文型が
予想できるでしょうか?

・・・

・・・

・・・

もちろん<SVO1O2>です。

他のところでも何度も書いていますが、
この文型をとる動詞は授与動詞と呼ばれ、
数少ない例外を除いて必ず「与える」という意味になります。

「伝える」というのは
相手に情報などを「与える」行為です。

わかる・理解する

tell の2つ目の意味です。

本当の意味の由来かどうかは定かではありませんが

人は自分がわかっていること・理解していることしか人には伝えられない

という風に覚えておくと忘れにくいと思います。

人に何かを説明したり、発表する機会があったりすると実感すると思いますが、
人間は自分でわかっていると思っていることの大抵はよくわかっていません。

それは言葉に直すという作業を通すとハッキリします。

「わかりましたか?」といって「はい」と答えた人に
「じゃあ説明してみて」というと、大抵の場合説明できないのです。

黙り込んでしまうことはなくても
のらりくらりと曖昧な表現と曲がりくねった言い回しを重ねて
大切なことや要点がフワフワしたままお茶を濁そうという
感じになってしまいます。

だから勉強するときにはアウトプット、つまり他人に見せたり説明したりすることを想定して勉強しなさいといわれるのです。
こうすることとで理解度や学習効率は驚くほど変わります。

・・・

話がだいぶそれているようですが
このような発想を前提とすれば

Can you tell?
伝えるように説明できる?≒ちゃんとわかってる?

のような意味の広がりは
自然に納得できると思います。

見分ける

最後、「見分ける」という意味に関しても実は同じ説明ができます。

というかそもそも、

「わかる」って「分かる」と書きますよね。

わかっているということは
わけることができるという意味です。

だから
「伝える」→「わかる」→「見分ける」
と同線上で意味が広がっていくのは
とても自然なことです。

多義語といっても結局は、同じ単語だってことですね!

<SV>

tell of/about
tell
~について語る
伝える、作用する・効く、見分ける

頻度は高くありませんが、この文型の時には
「作用する・効く」という意味になることがあります。

of と about の違いについてはこちらの記事で説明してます↓

【例文】

The textbook told of how much he’d studied.
その教科書は、彼がどれだけ勉強したかを物語っていた。

Hey! There is a sea lion over there! Can you tell?
ねえ!あそこにアシカがいる!わかる?

Her negligence surely will tell against her.
彼女の怠慢はきっと将来彼女自身に悪く働くだろう。

<SVO>

tell O~を伝える
~をわかる、理解する
~を見分ける

tellの3つの代表的な意味、すべてにあてはまる文型ですね。

【例文】

Would you tell me about your past.
君に過去について聞かせていただけるかな。

This famous tale has been told from parents to children for 500 years.
この有名な物語は、親から子へと、500年にわたって語られてきた。

Only a few close friends can tell the differences between the twins.
ほんの数人の近しい友人だけが、その双子の違いを見分けられる。

It’s hard to tell salt from sugar without tasting them.
味見せずに塩と砂糖を区別するのは難しい。

<SVO1O2>

tell O1 O2
tell O2 to O1
tell O that SV
O1にO2を伝える

<SVO1O2>がtellのメインの文型といっても良いでしょう。

O2とO1を入れ替えるときに使う前置詞は to

O2にはthat節がくることも、とても多いです。

【例文】

Don’t tell him the truth.
彼に本当のことを言わないで。

My dad always says the same thing to me.
パパはいつも僕に同じことばかり言う。

She told me that there used to be her house here.
彼女は私に、ここにかつては彼女の家があったのだといった。

<SVOC>

tell O to VOにVするように言う

<SVOC>のCに to Vが入る形です。
「する方に向かう」のでto Vが入ります。

<SVOC>の基本的な意味と同じですね。

【例文】

Please tell him to come here by 10.
彼に10時までにここに来るように言っておいて。

She told her daughter not to smoke.
彼女は娘にタバコは吸わないように言った。

まとめ

tellの意味は以下の通りでした。

  • 伝える
  • わかる・理解する
  • 見分ける
  • (作用する・効く)

主なものは太字の3つで、
どれも核の意味である「伝える」から
説明できる意味でしたね。

<SVC>以外のすべての文型をとりますが
どれも文型自体の意味に則って解釈して問題ありません。

では、いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。