英語の基本動詞

”Want”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 want の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

覚えるべき want の文型と熟語!

<SV>want望む・欲する
(事欠く・不足する)
<SVO>want 名詞
want to V
~を欲する
Vしたい
<SVOC>want O to V
want O 形容詞
want O Vp.p.
(否定文)want O Ving
OにVしてほしい
Oは~な状態がいい
OはVされてほしい
OにVVしないでほしい

wantの意味は「~を欲する」ですが

日本語でも「~したい」というように
動詞でありながら補助的に意味を付け加える役割を担うのがwantという動詞の特徴。
さながら助動詞のようです。

want to V 「Vしたい」
のように後に別の動詞を導いて
自分は補助的な意味に徹する動詞を
文法用語ではcatenative verbsと言います。
これはマジで覚えなくていいです。
気になる人はググってください。
英語を理解するために英文法を学ぶのではなく
英文法という知恵の輪を解き明かすために英語と向き合っているような
英文法オタクのための用語です。
大学で英文法学なるものを学ぶと割とすぐ出てくるけどね。

意味は簡単なので
文型を覚えるところがwantのミソです。

「~したい」
「~してほしい」
ということは「する方に向かう」のでもちろん…?

そう、
wantと相性がいいのは
to V
です。

では、文型ごとに見ていきましょう。

<SV>

want望む・欲する
(事欠く・不足する)

wantの<SV>は基本的に
後述の<SVO>文型のOが省略されているもの
だと
考えて差し支えありません。

括弧書きにした(事欠く・不足する)という訳は
「欲する」→「必要だ」→「なのにない!」
という感じで意味が転じた結果。

「欲しい」のと「必要」なのの区別がつかない人が結構いますが
それが言葉の使い方にも現れたといったところか。

確かに「欲しい」と思うのはたとえ主観的にでも
「足りない」と思っているときだけですね。

あまり見かけないから覚えなくてもいいと思いますが…念のため。

【例文】

You can have one if you want.
欲しければひとつとっていいよ。
(wantの後には to have oneが省略されている。)

My boss wants more sleep.
私の上司は睡眠不足だ。
(「不足している」で訳すとこうなるけど、「上司はもっと寝たい」でもなんら問題なし。)

<SVO>

want 名詞
want to V
~を欲する
Vしたい

wantの最も基本的な用法は
<SVO>
です。

これはシンプルなので解説は不要かと。

繰り返しになりますが
wantのあとに続くのがVingではなくto Vなのは
「~したい」という「する方に向かう」意味があるから
です。

【例文】

My nephew wants a telescope.
私の甥は望遠鏡を欲しがっている。

The new president want to change the pension system to adapt it to this aged society.
新しい大統領は、社会の高齢化に適応するように、年金制度を変更したいと思っている。

<SVOC>

want O to V
want O 形容詞
want O Vp.p.
(否定文)want O Ving
OにVしてほしい
Oは~な状態がいい
OはVされてほしい
OにVVしないでほしい

典型的な<SVOC>です。

上述の want to Vに
to Vの意味上のSが割って入ったと理解しても良いです。
(本来 to Vの意味上のSは「for S」で表すというのが原則ではありますので、そこは混同しないように!)

以下3つの用法は
頻度としては多くないので
見覚えがあれば十分です。

「する方に向かう」意味だから後ろに to V をとるのだと説明してきましたが
wantが否定文になって「しない方に向かう」という意味になった途端に後ろにVingがとれるようになるところが極めて論理的で、気持ちがいいところです。

【例文】

He really wanted this father-in-law to exercise for his health.
彼は、健康のために、義父には是非運動してほしいと思っていた。

The calm gentleman wanted English tea hot.
物静かな紳士は、イングリッシュティーは温かいのがよかった。

まとめ

wantは基本的に以下の3つの用法を押さえれば
9割がた制は出来るはずです。

  • <SVO> want 名詞 「~を欲する」
  • <SVO> want to V 「Vしたい」
  • <SVOC> want O to V 「OにVしてほしい」

まずはこれをしっかり覚えましょう。

<SV>文型などはほとんどが
この3用法のO以降が省略されたものです。

では、いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。