英語の基本動詞

”Meet”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 meet の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

Contents

覚えるべき meet の文型と熟語!

<SV>meet
meet with 人
会う・合う・開かれる
~と会う
<SVO>meet 名詞~と会う
~と交わる
~を満たす
句動詞・イディオムmeet up (with 人)(遊ぶために)(~と)会う

meetの意味は「会う」ですが
実は結構いろいろな意味で使われます。

「(条件などを)満たす」「交わる」
「遭遇する」「触れる」「(電車などが)連絡する」
「開かれる」「経験する」

などなど・・・。

これらを一般化して覚えるイメージとして
僕がいちばんよいと思うのは

「2つ以上のものが近づいて互いに認識すること」
です。

ズバリの訳だとやはり「会う」とか「交わる」が近いかな。
会議が開かれるとか条件を満たすとかの文脈にも
適用するにはちょっと無理があるのだけれど。

意外にどの上記の意味でもよく使われるので
meetを理解するためには
中学以来「meetは『会う』!」と一辺倒に凝り固まった認識を
ほぐしていくことが必要です

では文型ごとに確認します。

<SV>

meet
meet with 人
会う・合う・開かれる
~と会う

meetのSに会合や授業など
「人が集まって開かれるもの」がくると
meetは「開かれる」という意味に。

訳が受動態のような形になるので
知らないとちょっと不思議に見えますね。

【例文】

The heads of G7 will meet at Montreal next month.
G7の首脳らは、来月モントリオールで会合する。

The one-day lessons of Italian cuisine meets every Thursday.
イタリア料理の1日レッスンは毎週木曜に開かれる。

Today, she met with with her father in law for the first time.
今日、彼女は初めて義父に会った。

<SVO>

meet 名詞 ~と会う
~と交わる
~を満たす

meetの<SVO>で意外なところは
「~を満たす」という意味でしょう。

「会う」と覚えていると最初は変な感じがしますが
かなり頻繁に使われるmeetの代表的な意味のひとつです。

他にもOの部分にいろいろ入って
「触れる」とか「届く」とか「対戦する」とか
訳になることもありますが
基本的には 「2つ以上のものが近づいて互いに認識すること」 です。

その状況をうまいこと表現すれば大丈夫です。

ところで<SVO>のときにも
Oに人が入って「~と会う」という意味になるのですが
こういうと<SV>の項で取り上げた
meet with 人
とは何が違うんだ?
と思う人も多いと思います。

これは僕も明確に説明できるほどわかっていなかったのですが
よく説明してくれている記事がありましたので紹介します。↓

https://kiwi-english.net/28887
日刊英語ライフ様より

meet with 人
のほうがフォーマルなときに使われる傾向にあるようですね。
会合とか。

言われてみれば、な~る、という感じだ。

【例文】

My sister loves to meet new people.
妹は新しい人と会うのが好きだ。

Sobu Line meets Yamanote Line at Shinjuku and Akihabara.
総武線は新宿と秋葉原で、山手線と連絡する。

Only those who meet the conditions shown on the description can enter this rainforest.
この熱帯雨林には、説明書きにある条件を満たした人しか入れません。

句動詞・イディオム

meet up (with 人) (遊ぶために)(~と)会う

meet up は hung out するために会う感じです。
hung out は大人がいう「遊ぶ」ですね。
とりあえずあってなんかしようよ、という。
子どもの「遊ぶ」は play だけど。

【例文】

We are going to meet up with three young girls at a bar with good vibe.
僕たちはこれからいい感じのバーで3人の若い娘と合流するのさ。

Where are you now? Let’s meet up first before talking about what to do.
今どこにいる?何するか話す前にまずは落ちあおう。

まとめ

ではmeetのまとめ!

  • イメージは「2つ以上のものが近づいて互いに認識すること」
  • <SV>開かれる
  • <SVO>~を満たす などの訳に注意

いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

おすすめ教材

基本動詞の文型を覚えつつ取り組むと効果的なおすすめの教材をいくつか紹介します。英文解釈系が多いですが、いくつかある定番の文法書の中で間違いなく推奨できるものも載せておきます。

『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』

『富田の英文読解100の原則 上・下』

『英文読解の透視図』

『総合英語Forest 7th Edition』

『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』

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ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。