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【受験英語】オススメ教材!英語赤点から1年でセンター190点リスニング満点を実現した最高の教材たち

こんにちは。

今回は、僕が大学受験で1年間で英語の偏差値大逆転を起こした際に使用し、絶大なる効果を発揮した信頼に足る参考書を紹介します!

僕の英語人生についてはこちら↓

Contents

単語帳

英単語ターゲット1900(旺文社)

学校指定で配布された単語帳がこれだったので素直に使いました。

しかしあとから他の単語帳と比較しても、この単語帳は優秀だと思います。

弱い部分もありますが、それは他の教材でカバーします。

単語が品詞別に並んでいる

出る順で並んでいるので即効性が高い

基本的に1語1義で、とっつきやすい

シンプルなデザインに、ハンディサイズで使いやすさ抜群

難関校に対応できる語彙の網羅性

最初の単語帳としては100点

単語の収録数ではもっと多いものがある

1語1義なので多義語のカバーが弱い

フレーズや熟語に弱い

DUO 3.0 (アイシーピー)

「最強の単語帳」「単語帳の完全体」などとの呼び声も高く

英単語界では名著中の名著といってよいでしょう。初学者向けではないですが、ある程度基礎力がついた後に取り組むと、爆発的な威力を発揮します。

受験参考書に留まらず、社会人や留学準備などあらゆる英語学習者の支持を得ている単語帳です。

『英単語ターゲット1900』や『システム英単語』を一通り終えたころに取り組むと、英語力にブレークスルーが起こせると思います。

DUO3.0に取り組むなら復習用CDの使用が必須です。このCDを使用することで、この単語帳はいよいよ本領を発揮しますので。

例文で覚えるので、頻出フレーズを抑えられる

単語と熟語を両方収録

単語の解説が細かく、相当量の情報が記載されている

コンパクトなサイズ

例文がストーリ調で面白く、飽きにくい

復習用CDを聴きながら取り組むと、1時間で1周できる

シャドーイングを行うことでリスニングとスピーキングの対策にもなる

最難関大学レベルまでをカバー

難しいので、初学者には向いていない

赤シートなどを使って取り組むものではないため、ただ英単語を覚えるという目的には適さない

独特な単語帳なので、使い方を誤らないように。

速読英単語 上級編 (Z会)

冬に近づき、いよいよ英語の勉強も応用レベルに入ったころに使いました。

英単語帳として、というより文章慣れするために、精読していました。

その中で単語も覚えればいいか、という感じで。

実際、精読の数をこなしたいのであれば、鍛える主眼は文法なので、知らない単語を調べる時間がもったいないんですよね。

英語なんて全訳できてしまえばほとんどの問題は解けるわけですから、精読→全訳のトレーニングをするには、横を見れば訳が書いてある速読英単語は、まさにもってこいでした。

2週目以降は書きこんこんだ構文解釈を消して、見た瞬間構文をとる、まさに「速読」トレーニングにうつりました。収録されている文章の質がかなり高いので、素晴らしいトレーニングになります。

内容もアカデミックで面白い。単語も構文もレベルがとても高いです。

収録文章の質が高く、リーディングのトレーニングにも最適

単語のレベルが高い

内容が知的好奇心を刺激する

派生語などがたくさん載っているが正直見にくい

それなりの英語力がないと読める英文ではない

英文読解・構文把握

正直ここで紹介する参考書には毛色が似たものが多いです。

僕はすべてを複数回ずつ終わらせましたが、数を絞ってひたすら繰り返すというのも良いかもしれません。

富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解 基本ルール編(代々木ライブラリー)

代ゼミ英語講師の富田一彦先生の参考書。

これを読んで僕は代ゼミサテラインに通うことに決めました。(現役です)

文法の参考書と言うと

『デュアルスコープ』『フォレスト』『エバーグリーン』のような辞書的なものか

『ネクステージ』『ヴィンテージ』のような問題集形式で単発的に知識をいれていくものが多いですが

この『富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解 基本ルール編』は、”英文法の取扱説明書”という感じです。

初学者がまさに最初に一読するべき内容で、上記した英文法の参考書で学ぶような文法規則が、どんな枠組みのうえで動いているのかを丁寧に解説してくれています。

1から10まで論理的な本ですので、フィーリング読みで来た人には、

目からウロコか、拒否反応か、のどちらかかな(笑)

英文法が動くシステムの基盤を徹底解説

説明がすべて論理的で美しく、理解しやすい

ここに載っているルールをすべて覚え、辞書さえあれば、例外的な表現や個々の語法を覚えるだけで大抵の文は読めるようになる

デザインが微妙で、あまり親切ではない

ビジュアル英文解釈(Part1)(Part2) (駿台レクチャーシリーズ)

上の富田先生も大きな影響を受けたという駿台の伊藤和夫先生の名著。

はじめの単語帳である『ターゲット』が半分以上仕上がり、『富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解 基本ルール編』を読み終わったころに取り組み始めました。

全文ノートに写して、文法的に徹底解剖したうえでこの本の解説を読んでいました。

伊藤先生と、先生に教えを乞う2人の生徒のレクチャー、ディスカッションスタイルで講義が進んでいきます。

3人のキャラも立っていて面白い。白黒でとっつきにくく見えるのですが、使い方を覚えると気にならなくなります。

Part2に入るとかなり難しいので、僕は他の参考書を挟んで、Part2には冬に取り組みました。

本質的な英文解釈の手順を丁寧に教えてくれる

英語を読める人が英語を読むときに頭の中で起きていることを、文章で説明してくれる

カバーを外すと真っ赤な高級感漂う装丁でかっこいい

ハードカバーで地味に開いて使いやすい

とにかく力がつく

古い参考書なので、デザインが退屈に見える

本格的なので、たぶんだけど挫折率が高い

富田の英文読解100の原則(上)(下)(大和書房)

自他ともに認める富田先生の最高傑作。

新版になってから、旧版のデザイン的なつまらなさ、見づらさが大きく改善されたそうです。新版は見やすく使いやすいデザインです。

初版から15年以上経っての新版だったみたいですが、内容の変更はほとんどないそうです。

それくらい富田先生が自信をもって本質的だと断言する英語の原則が100個。

正直この100のルールをそらんじることができるくらい自分に落とし込めば、辞書さえあればどんな英語でも読めるっていう状態になると思います。

これも全文写して構文解釈→全訳しました。上下とも3周はしたと思います。

本質的な英語のルールが100個にまとまっている

シンプルかつ例外が少ないという統一性をもったルールである

説明がめちゃくちゃ丁寧でわかりやすい

「これさえ知っていればあとは・・・」という内容が網羅されている

特に思いつかないが、そこそこの基礎力と、知らない単語にいちいち狼狽しない心構えは要求される

英文読解の透視図(研究社)

倒置・省略・挿入などにより、見つけにくくなった文型や構文を読みこなすために

テーマ別に数行~十数行の文章が合計73題収録。

テーマ別なのでトリッキーな英文たちのどこに注意すれば良いのか、アンテナを鍛えるのには最適です。

長年受験生に愛用されてきた名著ですので、質に関しては折り紙付き。

上記の参考書たちをこなした後にするのが良いと思います。

テーマ別で、見分けにくい構造の文に強くなれる

他の受験生との差がつきやすい内容に特化

特に思いつきません。難関大に行きたいのであれば、秋が終わるまでには是非やってください。やらない理由がないです。

ポレポレ英文読解プロセス50(代々木ライブラリー)

元代ゼミ、現東進ハイスクールの西きょうじ先生の参考書。

『英文読解の透視図』や『ビジュアル英文解釈』と比較されること多いほどの定番名著。

僕は上記の英文解釈系参考書を終わらせてからポレポレに取り組んだので、このころには簡単に読み進められるくらいの英語力がありました。

ただ、「内容の厚い薄い本」と言われることもあるくらい内容の難易度は高いです。

安くて薄いので、始めるまでの圧があまりない

でもやりごたえはある

英文ひとつひとつが短いので継続しやすい

解説に端折りが多いので、これを理解できればそれなりの英語力がついてきているということがわかる

説明のレベルがそもそも高いので、英語が苦手な人には理解が難しい

著者の考えのクセが強め

文法問題集

ネクステージ 英文法・語法問題(桐原書店)

学校から配られたので使っていました。

最初からやるというよりは、授業や他の参考書で出てきた文法事項の部分から、復習的に解いて言った感じです。

英語の基礎を理解してからは、それぞれの問題が英文法のどこの知識を問うているのかわかるようになったので、自分の苦手をネクステージで探しては解いてという繰り返し。

イディオムなどは、普通に単語帳感覚で使っていました。

そこまでやりこんだ記憶もないですが、書き込みをみると結構何周もしていたようです。

2周目以降はオレンジペンで正答を書き込んで、赤シートで隠しながら単語帳のように使うと瞬速で一周できる超オススメです。

網羅性が高い

定番であり、英文法辞典を自分でひけるくらいの文法理解があれば結構便利

語法など、この手の参考書でしかまとめて演習できないものがある

正直類書の『ヴィンテージ』のほうが解説が丁寧でオススメかも知れない(爆)

大学入試英語頻出問題総演習 (桐原書店)

「英頻」というやつです。

ネクステージのよう優しい説明や知識のまとめは皆無

シンプルに左ページに問題、右ページに鍵となる知識を書いただけの演習問題集。

英語のことがだいたいわかってきた人が、最後に知識を詰め込み、取りこぼしを失くすために使うと良いと思います。

感覚的にはほとんど単語帳みたいなもんです。

「見出し語→日本語訳」が「問題→問われている知識」となっただけ。

ゴール前のダッシュに相当使える。

本当に頻出なものが載っている

入れれば使える知識なので即効性がある

優れた参考書ではあるが、この暗記ベースの英語力だけで勝負すると、応用に弱く、本質的な英語力は身に付きにくい。

長文問題集

個々に載せたもの以外にもZ会のなにかしらをやったのですが、忘れました。『Rise』シリーズの前身のものとかだったかも知れません。

長文演習では毎回本番のように時間を計って解いていたので、あまり問題集としてのクオリティは覚えてません。「ポイント」と「注意点」は割愛します。

やっておきたい英語長文シリーズ(300、500、700、1000)(河合塾)

志望大学が1000ワード越えの長文を複数出すようなところだったので、すべてやりました。

センター試験過去問研究 英語 (センター赤本シリーズ)

夏から定期的に時間を計って解いて、解いた日付と点数を記録していました。

志望校志望学部の赤本(大学入試シリーズ)

秋の終わりごろから徐々に解いていました。英作文の有無や長文の長さ、時間配分など、勉強の仕方にも影響がある情報は早めに知っておきましょう。

まとめ

お気づきのように、僕の英語の勉強はかなり「英文解釈」にふりきっています。

なぜなら僕にとって英語はいちばんの「苦手科目」だからですね。

なぜそうなるのか理由を教えてもらえないと、英語が読めないのです。

文章がどうなっているのか理解しないと、どういう意味になるのかわからないのです。

そのかわり論理的思考力は人よりもありました。

そこでとったアプローチがこの、超理屈っぽい英文解釈ルートなのです。

とはいえ、もちろん暗記や演習も大切ですが、僕はこのルートが王道だと思っています。

暗記した知識は、知能や知性とは異なるものです。

覚えることと、考えて判断することは、全く別のものです。

そして大学受験では、出題範囲が決まっていますから、覚える知識量には限界があります。

そうなると上位の大学になればなるほど、受験生間に差をつけるため

考える能力や判断する能力を問う問題を多く出す傾向にあります。

そうなると、やたらめったら単語を覚えるよりも、語法を覚えるよりも、

英文解釈という知識の上の思考力を鍛えるという、より本質的な勉強が

功を奏すのは当然のことです。

みなさんがどのようなタイプの学習者なのか、英語に対してどのようなアプローチをとるのが自分にとってベストと考えているのかはわかりませんが、

このリストが、みなさんの勉強の役に立つことを祈っています。(大学生が社会人がやってもためになる参考書だと思うけど!!)

受験勉強、頑張ってください!!

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。