大学受験期からボチボチ世界史の勉強を続けて早8年。
いまだ偏差値60~65あたりをウロウロしてありさまです。
まあ、趣味なのでいいですよ。旅行の時にちょっと楽しいのと、もろもろの本を読むときとかドキュメンタリー観るときとかに背景知識としてあると良き感じですし。
そんなヌルさで勉強してるからですかね?
歴史のつながりとか、各時代の同時代的な感覚みたいな、本質的な歴史認識は徐々に身につく一方で、ドライな史実の暗記がぜんぜんできない。
(史実の暗記が覚束ないのに本質な歴史も何もあるかい、という感じではある。。。)
というのことで紛らわしい暗記事項が苦手なの。
特に苦手のまま8年が過ぎたものとして代表的なのが
【モンゴルに遊びに行ったヤツら!!!】
彼らは全部で5人くらい?いた気がするのだが
「誰が」「なんの時代の」「何年に」「誰に遣わされて」「どこで」「誰にあったのか」。
ついでに著作あればそれは何か。
なんてことを丸暗記しないといけないのさ。いやだいやだ。
まあ、いつまでも苦手のままっていうのも増していやなので、いったんまとめてやるか。
Contents
早速まとめ
遣わした人 | 旅行家 | モンゴルの支配者 | 行った場所 |
インノケンティウス4世 | プラノ=カルピニ (フランチェスコ派修道士) | グユク | カラコルム |
ルイ9世 | ウィリアム=ルブルック (フランチェスコ派修道士) | モンケ | カラコルム |
ー | マルコ=ポーロ (ヴェネツィア商人『東方見聞録(世界の記述)』) | フビライ | 大都 |
ー | モンテ=コルヴィノ (フランチェスコ派修道士) | ー | 大都 |
ー | イブン=バットゥータ (モロッコ旅行家『三大陸周遊記』) | ー | 大都 |
宣教師としていった3人と、旅行家としていった2人に分かれる。
宣教師は全員フランチェスコ派修道士。教会などに派遣されているので遣わした人の名前を覚える。モンテ=コルヴィノを遣わした人もいるのだろうが、高校世界史では習わないので無視する。
一方で旅行家は、せっかく旅したのだからということで、著作を書きたがる。覚えるべし。
(そういえば僕も世界中旅してた時は毎日、日記を書いていた。旅人の性である。)
場所に関しては、フビライ以前は首都がカラコルム、フビライ以降は大都なのでそのまま覚えればOK。
泉州とか他の場所にも行っているヤツがあるが、それは上記の骨子を覚えてから追い追い確認すれば充分かなあ。
5人の旅行家
まずは5人の名前を覚える。
- プラノ=カルピニ(1246年)
- ウィリアム=ルブルック(1254年)
- マルコ=ポーロ(1275年)
- モンテ=コルヴィノ(1294年)→マリニョーリ(後任:1342年)
- イブン=バットゥータ(1345年)
順番はモンゴルに遊びに行った年号順だ。
覚え方は頭文字をとって「プウマモイ」
つまり「プーマも良い!!」
にしようと思う。
アディダスもナイキもいいけど、やっぱり「プーマも良い!!」のだ。
Pumaのロゴについてるあのピューマのシルエットを見て、ヨーロッパやアラブ世界からモンゴルまで、ユーラシア大陸を颯爽と駆け抜けた旅人たちを想起するとなお良し。
ちなみに2人目のウィリアム=ルブルックは、たんに「ルブルック」としか書かれないことのほうが多いので要注意だ。
頭文字が「ウ」から「ル」になると語呂合わせが「プルマも良い」となってしまう。パッと見だと「ブルマも良い」に見えて変態っぽいのでやめたほうがいい。(いやむしろ覚えやすいか?)
はい、これでウィリアム=ルブルックのフルネームも覚えましたね。
モンテ=コルヴィノの後任のマリニョーリはちょっとハイレベルな気がするので余裕があれば覚える。
旅行家とハンのマッチング
- チンギス=ハン(1206-1227年)
- オゴタイ=ハン(1229-1241年)
- グユク=ハン(1246-1248年)
- モンケ=ハン(1251-1259年)
- フビライ=ハン(1264-1294年)
旅行家5人の名前を覚えたところで、次はモンゴル側の時代をつかんでおく。
この中で旅行者と関係あるのは太字の3名のみ。
これ、奇跡的に覚えやすいのだが、
グユク→モンケ→フビライというハンの後ろ3人が、
ちょうど旅行家の前3人であるプーマの部分プラノ=カルピニ→ウィリアム=ルブルック→マルコ=ポーロと、1:1対応でリンクしている。
もはや年号で覚える必要なしなのです。
ちなみにモンテ=コルヴィノはフビライの没年に到着しているがギリギリ間に合わず、謁見できず。
イブン=バットゥータのときも特に誰の時代かは覚えなくてOK。
ハンの順番はどうせモンゴルの勉強で暗記することになるので、
【ハンの後半3人は、旅行者前半3人と対応する!!】
という黄金律に頼って暗記事項を強化するのだ。
旅行家と遣わした人のマッチング
①遣わした人を覚えるのは最初の2名(「プウ」の部分=ブラノ=カルピニ&ウィリアム=ルブルック)だけです。
②インノケンティウス4世とルイ9世を気合で覚えます。
③ルブルック♡ルイ9世のマッチングは頭文字「ル」をこじつけて覚えます。
④余った2人(インノケンティウス4世♡プラノ=カルピニ)のマッチングが成立します。インノ、プラノの脚韻でこじつけても良いです。
終わり
完全に覚えたな、これは。