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はじめに
「グローバル社会では英語が必須・・・」
「英語ができないと出世できない・・・」
「でも私に今更できるわけない・・・」
こんな風に悩んでいる方も多いと思います。
しかし、安心してください!!
今でこそ英語を流ちょうに操れる僕ですが、
数年前まで、近い将来自分がここまで英語が堪能になろうとは全く想像していませんでした。
正直世の中で言われているほど英語を習得することが重要かというと
僕としては疑問が残りますが、
現実にバイリンガルだと一応自信を持っていえる英語力を身に着け、自分ではそのおかげで人生が変わったと思っているので、ここで僕の英語人生を、一度振り返ってみます。
この記事を読めば、僕が特別英語に関してアドバンテージがある人生を送っていたわけではないことがわかると思います。
(しかしアドバンテージになる環境を積極的に取りに行く努力はしてます!!)
英語を習得することは誰にでも可能です。
例えば、特別なケースを除き、母国語の習得ができませんという人はそうそういませんよね。
だから母国語が習得できたあなたなら必ず英語も習得できます。
そのために大切なことは 環境を整えること です。
英語を勉強する環境、英語を使う環境、英語を理解する脳内環境。これです。
そして英語はすべて英語なので
「受験用の英語」「TOEIC用の英語」「英会話用の英語」「ネイティブの英語」なんていう線引きは存在しないということを知りましょう。
英語は結局は英語でしかありません。
その「本質」さえつかんだ学習をしていれば
受験にもTOEICにも英会話にも論文を読むにも、いくらでも後から対応可能なのです。
英語は誰も必ず習得できる!!
英語習得で大切なのは「環境を整えること」
英語の本質を捉える学習をするのが一番の近道
僕の英語人生の軌跡
<生まれ>
両親や親せきには特に外国と関わりがある人もおらず、英才教育をされるわけでもない一般家庭に生まれる。もちろん周囲に英語を話せる人は皆無。
<小学校まで>
学校で月1程度ALTの方と一緒に英語に触れよう!という授業があったが、積極性ゼロでなんとなく参加。友達の影響で近所のおばさんがやっている英会話教室に小4~小6まで通ったが、「May I come in?」と「I don’t know.」を「メーアイカミン」「アイドノ」と乱発してした記憶しかない。
いまから時を戻せるなら英会話教室の月謝を取り戻し親に謝罪したい。
<中学>
英語は得意でも苦手でもないが、勉強の仕方がわからずフィーリング読み。点が取れないときには「調子が悪かった」などという始末。(その日の調子で理解できる日本語とできない日本語がないのと同じで、言語に調子なんてないことは考えればわかるのですが・・・。)
高校受験では英語はナアナアに、数学や理科社会といったやれば勉強の仕方がわかりやすい科目を伸ばしてなんとか乗り切った。
<高校>
国際という名の付く高校に行ったが普通科だったので特に国際色はゼロ。相変わらずのフィーリング読みで、毎週の英単語テストや英文法テストをさぼりまくった結果、英語は赤点すれすれを低空飛行する有様に。
高2の3月に始めた大学受験の勉強が、ほとんど高校受験ぶりの英語に自学となった。最大の苦手科目からのスタート。
<高3=受験期>
勉強時間を英語に振り切って、大逆転を起こす。最終的には他の科目で取れなくても英語でなんとかなるという方針で勉強を進めた。最終的には、都内の全授業が英語で行われるという異質な学部に現役合格。
ここで場当たり的なテクニックではなく、本質的な学習を徹底したことがこの後の英語人生を成功に導いた。
当時使用した教材についてはこちら↓
具体的に僕が取り組んだことは
精読
これ一点集中。
出会うすべての英文で構文をとり
その文章の中で「文法的に何が起きているのか」を完全把握するように努めた。
これを完成させ、大量に数をこなすと
いちいち考えなくても英語を見たとき、瞬間的に文法情報が頭に流れ込んできて
瞬間解体できるようになってくる。
慣れて、4技能の速度をそれぞれあげれば、あとは単語力と発音を磨くのみ。
<大学前半>
友人のほとんどが英語圏居住経験者、留学帰り、ハーフなどといったバックグラウンドを持ち、政治や経済、心理学などすべての授業が英語で行われるという、僕にとっては未曽有の環境に身を置く。
このころは歩いている間は常に頭の中か、口元でボソボソ英語を話すようにしていた。周囲の環境だけでなく、自分の脳内環境も英語に振り切る必要があった
しかし慣れてくると、スピード感と語彙力こそ足りないものの、自分の知っている英語の知識で十分戦えるということに気が付く。スピードへの慣れと、学問的な英単語を身に着け始めると、授業についていくことが可能になった。
ここで自分が取り組んできた英語学習により得た力は、本質的ものであったと確信。
<バックパッカー期>
大学3年次を休学し、1年間のバックパック旅に出発。初めての海外渡航。英語のリスニングやライティングには大学で叩かれたおかげでだいぶ慣れていたが、スピーキングはまだ不慣れだった。
しかし他の旅人や現地の方々と積極的にコミュニケーションをとり、忍耐強いネイティブの友人が何人も出来たこともあり、トライアルアンドエラーを繰り返して徐々にみるみる上達。
英語しか通じない環境に飛び込んだということ。
<大学後半>
海外放浪中に堪能になったスピーキングだが、まだ周囲と比べるやや遅め。それでも授業中に発言などはできるようになった。代わりにしばらく離れていたリーディングに難を感じ、論文などを読み漁ることで回復。
最終的には学部内成績優秀者に選ばれるなど、英語力での不利さは感じなくなった。
この時点で初めてのTOEICを勉強時間ゼロで受験し、1発で900点越え達成。
英語力に種類はないという証明となった。
<現在>
その後2か月間と4か月間、2度で計半年に渡る海外渡航を再び敢行。
ボランティアとして同じ場所に長期滞在したこともあり、英語力が落ち着いてくる。これも英語しか使えない環境に身を置くこと。
ネイティブ同士がハイスピードで話しているときに度々理解が甘くなること以外に、英語のコミュニケーションで困ることはほとんどない。代わりに英語を読む機会がなくなったので再びリーディングが微妙になってきたこの頃。
まとめ
- 英語に関して、持って生まれて環境が人よりも有利だったということが全くない僕でも
- ↓
- 本質的な英語学習に取り組み、コアな知識を習得したのち
- ↓
- 英語を使わざるを得ない環境に自分から飛び込むことによって
→→→ 楽しく話せ、武器になる英語能力を身につけられた
正直思春期以上の年齢を重ねた人にとっては、これが言わずと知れた語学の正攻法で
これ以外の習得ルートはほとんど考えられないと思います!!
国内にいても英語の環境に身を置くことは簡単にできますよ!!
いろいろなサービスがあるので調べてみてくださいね^^