英語の基本動詞

”hit”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 hit の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

Contents

覚えるべき hit の文型と熟語!

<SV>hit ぶつかる・あたる
<SVO>hit 名詞~を打つ、ぶつ
~を命中する、当てる
<SVO1O2>hit O1 攻撃O1に攻撃をくらわす
句動詞・イディオムhit me (up)連絡して

hitの意味は「対象に直撃すること」です。

hitは基本的に物理的な打撃を表す言葉ですが
他の多くの動詞と同じように観念的な意味でも使われます。

日本語で使われる「ヒット」の語感とそう遠くないので、そこまで難しいことではないと思います。

誰かが答えを hit したなら「言い当てた」
アイデアなどが誰かを hit したなら「思いついた」
言葉が誰かの気持ちを hit したなら「傷つけた」とか「感動させた」
プレゼントなどが好みに hit したなら「ぴったりだった」

と、こんな具合です。

例文を確認して慣らしてみて下さいね。

<SV>

hitぶつかる・あたる

単独で使うよりも後ろに前置詞をつけて使うのが普通。
against, on あたりが定番でしょうか。

【例文】

Looking at the yakitori stall, the dog hit against the signboard on the street.
その犬は、焼き鳥の屋台をみていたら道の看板にぶつかった。

Edmond hit on a great idea to break jail when the old man passed away.
エドモンは老人がなくなった時、すごい脱獄方法を思いついた。

<SVO>

hit 名詞~を打つ、ぶつ
~を命中する、当てる

hit の最も一般的な文型です。

SやOにくる名詞によって多少頭を使って理解する必要がありますが、大きな問題はないと思います。わかんないときは「ヒットした」と訳して読んだ後で合う訳語を探せばだいたいイケるハズ。

【例文】

A hurricane hit Texas and killed 300 cows.
ハリケーンがテキサスを襲い、300頭の牛が死んだ。

If you hit what’s in my mind now, I’ll buy you a glass of cocktail.
今僕が何を考えているか当てたら、カクテルを一杯奢ってあげるよ。

The rock he threw unfortunately hit a window of the teacher’s room.
彼が投げた石は運悪く職員室の窓に当たった。

She hit me first. I didn’t do anything wrong.
彼女が先に私をぶったんです。私は何もいけないことはしてません。

It seems that I hit the right way without knowing so.
私はそうと知らずに正しい道をきたようだ。

<SVO1O2>

hit O1 攻撃O1に攻撃をくらわす

O2には打撃が入ります。
blow とか kick とか。

かなり限定的な用法。

【例文】

The giraffe hit the lions sharp kicks.
そのキリンはライオンたちに激しい蹴りを入れた。

句動詞・イディオム

hit me (up)連絡して

スラング的な表現ですが、かなり一般的に使われるので載せておきます。

【例文】

When you arrive at the bus terminal, just hit me up. I’ll come to pick you up.
バスターミナルについたら連絡して。迎えにくるから。

まとめ

hitのまとめ~

  • hitの意味は「対象に直撃すること」
  • 物理的な意味だけでなく観念的な意味も。
  • 主な文型は<SVO>

いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

おすすめ教材

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『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』

『富田の英文読解100の原則 上・下』

『英文読解の透視図』

『総合英語Forest 7th Edition』

『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』

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ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。