スパイス

自家製チャイを作ってみただけ。

2022年の目標のひとつは「スパイスと親しむ」ということで、チャイもおうちで作ってみます。

僕は南インドを訪れた時に現地のインドおじさんたちと同じテーブルを囲って何度もチャイを嗜んだことがありますからね。ホンモノの味はバッチリわかってる気になっているんだよ。

ちなみにおうちでチャイとなると、こんな商品を買って作ってみたことは何度もある。

この商品の原材料はこんな感じです。

  • 紅茶(アッサム)
  • シナモン
  • カルダモン
  • ブラックペッパー
  • クローブ

要するに今回は

こいつらを個別に自前に準備して、量を調整して、作ってみる

というだけの話だ!

Contents

材料

今回の材料(2-3杯分くらい)
  • 紅茶(アッサム)
  • 牛乳(適量)
  • 砂糖(甘さの好みに合わせて)
  • シナモン(1本くらい)
  • カルダモン(5粒くらい)
  • クローブ(4粒くらい)
  • ショウガ(スライス3枚くらい)

スパイスはすべてホールです。

手に入りやすいものばかりで良いですね。

上記市販品はブラックペッパーでしたが、最近部屋が寒くて体調悪くなるレベルなので身体ポカポカ作用を期待してショウガを入れてみます。

ミントバージョンとか、いろいろパターンがあるっぽいので是非試してみたいところだ。

あ、いま気になってスパイスの本を読んでみたのですが、サフランを入れるパターンもあるみたい!

僕が直々にイランまで買い付けに行ったサフラン(もとい、イランに観光に行ったときにお土産で買ったサフラン)がまだ余っているので、これは是非ともやらねばなるまい。

(イランに行ったのはコロナ前なのでこの記事執筆時点から見てもすでに3年弱前のサフラン。。。未開封なら2-3年持つらしいですが、がっつり開封済みなんだよね。ちょっと湿気と香りと色をみて慎重にいく。)

作っていく

適当にお湯を沸かして、スパイスをすべて放り込みました。

シナモンは適度にかち割り、カルダモンも中身の粒を取り出したうえでサヤも入れておいた。

サヤからも爽やかな香りがしたので入れないともったいないような気がしたので。

あってるのだろうか?

でも市販品にもカルダモンのサヤとして思えない色をしたカスがたくさん入っていたので、たぶん合ってますよね。

※こちら、「VOXSPICE」さんの記事によると、サヤごとに入れてもOKで見たいです!
https://voxspice.jp/lesson/3689

心なしかスパイスの色味が煮だされて微かに茶色?になってきたのでアッサム茶葉を入れました。

使っている茶葉はこれ。

気になってAmazonで売っているか調べてみたら、ティーマサラとセットのヤツしか出てこなかった。

てかおい、じゃあこのティーマサラ買えば良いじゃねええかああああああ。

ってそういうことじゃないんだよ、ジブンデツクッテミルノガタノシインダヨ。

なるほどこちらのAmbikaさんの「ティーマサラ」なる商品には、ブラックペッパーもショウガも入っているうえに、以下の3つのスパイスも調合されているようだ。

  • ナツメグ
  • ベイリーフ
  • ヒハツ

ナツメグはうちにもあるけど、肉の臭み消しのイメージしかないのであまり特徴や効能や用途がわかってないんだよなあ。

ベイリーフはよくカレーのレシピにも載っている気がするけど、使ったことない。

「ヒハツ」・・・って何?? 初めて聞いたぞ。

ちょっとそれぞれ調べてみよう。で、今度チャイを作るときに使ってみよう。

余談

というか調べてみた!

ナツメグ

ハンバーグにおける肉の臭み抑制以外の使い道がまったくわからずキッチンの片隅に放置されているナツメグがこの世には溢れているはずだ。

日本においては、これがナツメグの人生の定番ルートであること間違いなし。

僕はこれに加えて、鶏唐揚げに加えると旨いという情報も得ているのだが、正直ハンバーグも唐揚げもそんなに頻繁に作るメニューではないのです。面倒くさいから。

ということで調べてみると、同じ悩みを抱えた全国のアマチュア料理人に向けた記事がたくさん出てきた。

僕は「オリーブオイルをひとまわし」さんのこの記事を特に真に受けようと思います。
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2019/09/post-6728.html

ジャガイモを使うときはナツメグ、ジャガイモを使うときはナツメグ、ジャガイモ使うときはナツメグ。。。

要するに

「食材の持つ臭みを抑え、風味を引き出す」

ナツメグの役割はこれに尽きるようです。なんか凄いぞ。


あとこちらの「Spice of Life」さんの記事を読んでいて驚いたのですが
https://www.h-spice.jp/dictionary/spicelist/s_nutmeg.html

ナツメグとメースって同じ木の実なのーー!!??

衝撃である。

外側の皮がメースで、中身の種子がナツメグらしい。

両方ウチにあるけど、まったく同じものとは思わなかった。

ちゃんと隣に並べておいてあげよう。いつか引き裂かれた自分の半分との運命的な再会である。

それでも一緒にはなれず、鉄格子(スパイス保管用ビン)越しに見つめ合うことしか許されないのだが。

仕方ないでしょ?世界は残酷なんだから。

ベイリーフ( VS ローリエ、月桂樹の葉)

ってローリエのことかい!

知ってたわ、というか持ってるわ、というか普通に使ってたわ。

同じもののこととは知らなかった。。。

ポケモンにベイリーフっていたよね。

とか思っていたら、別物と断じる記事も見つけた。

https://www.spiceluck.jp/spice/knowledge/2575/
https://www.oishikerya.com/entry/roliebayrief

なるほど、レシピによってざっくり同じ扱いをされることもあるらしいが

ベイリーフとローリエは完全に別のものらしいです。

ベイリーフはよくカレーのレシピに出てくる通り、インド料理で主にカレーのテンパリング(スパイスを油で熱して香りを移すヤツ)で使われるそうです。

ローリエはイメージ通りシチューなどの洋風料理で使われるように、主に煮込むらしいですね。

ヒハツ(ビハーチ)

ヒハツは「ビハーチ」と表記されることもあり、なんと冷え予防に効果があるらしい!
コショウ科でコショウの代用として使える。

「テレ東プラス+」さん
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2018/018453.html

マジかよ。ショウガよりもこっちだったか!

使い道めっちゃありそうだし、これは今度買ってこよう。

ちなみに妊婦の方は控えるべき食品らしいです。気を付けたい。

こうやって記事に起こしていると、どんどん興味関心が広がって徐々にスパイスに親しめる気がしてきましたよ。

やっぱりアウトプットって大切なんですね。

作っていく(再開)

さてさて煮えてきたところで、牛乳と砂糖を加えましたよ。

これで完成だ。簡単じゃないか!

飲む

茶こしでスパイスを除いて、完成~!

チャイに相応しいカップがないのでIKEA耐熱グラスなのが自家製感ありますね。

コースターだけはせめてエキゾチックパターンのもので・・・。

味もバッチリ美味しく、温まりました!

あったか~い、うま~い、あま~い。

甘みをハチミツとかにするとよりリッチ感が出るのかなあ。でもハチミツは高級品だからなあ。

次からは、ブラックペッパーVer. ミントVer. サフランVer. ナツメグベイリーフヒハツVer. などいろんなパターンを試すぞ~!

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。