英語の基本動詞

”Live”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 live の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

Contents

覚えるべき live の文型と熟語!

<SV>live住む・暮らす・生きる
<SVC>live 形容詞~に生きる・~な生活を送る
<SVO>live ~な生活をする・~を示す
句動詞・イディオムlive on 食べ物
live up to
~を常食とする
~に従って生きる・~に応える

liveの意味は「住む・生きる・暮らす」です。

とにかく自動詞だということを頭に焼き付けましょう。
というか<SV>です。
live とくれば十中八九<SV>

<SVC>と<SVO>がともに
かなり限られた表現でしか使われませんから
以下、文型ごとに示していく形を知っていれば概ね問題ないでしょう。

また、liveは日本語の「生きる」と語感が近く
「生活する」「残る・続く」「生き生きとする」などという意味でも使われます。

<SV>

live 住む・暮らす・生きる

live のほとんどはこの<SV>文型です。
とにかくこれを覚えて帰ってください。以上。

【例文】

He has dreamed to live in the tropical island someday.
彼は熱帯の島にいつか住むことを夢見てきた。

How many times must we live before we come to know what we are for?
私たちはなんのためにあるのか知るまでに、私たちは何回生きればよいのだろう?
(Bob Dylan風例文)

<SVC>

live 形容詞 ~に生きる・~な生活を送る

Cにはかなり限られた形容詞しか入ってきません。
いろいろ調べてはみましたが、普通の英文に出てくるもので、あまりにくだけた表現などを除くと、下の例文にあげている live single 「独身で暮らす」を覚えておけば問題ないかと。

ただ一応<SVC>があると知っておいて、柔軟に対応できるように。

【例文】

My uncle, Charles, is living single near the Teutoburg Forest for 30 years.
叔父のチャールズは、トイトブルクの森の近くに30年間も独身で暮らしている。

<SVO>

live ~な生活をする・~を示す

liveが<SVO>のとき、Oに入る名詞は「a ~ life」か、「主義・信条」かのどちらかです。

日本語でも「~を生きる」といえる名詞は限られていますね。
「夢を生きる」とか「人生を生きる」とは言えますが「火力発電所を生きる」とか「ガムシロップを生きる」とは言えないのと同じです。

【例文】

We had better to learn to live a simple life to see the way to happiness in this complexly tangled society.
この複雑にこんがらがった社会では、我々は幸福への道を知るために質素な生き方を学ぶべきだ。

I live my philosophy. Or I won’t live anymore.
私は私の思想を生きる。さもなければもはや生きぬ。

句動詞・イディオム

live on 食べ物
live up to
~を常食とする
~に従って生きる・~に応える

live on 食べ物 で「~を常食とする」は試験界隈で地味によくみます。

live up to については
cling to 「~にしがみつく・執着する」
stick to 「~にこだわる・くっつく」

などと並べて 自動詞+to の句動詞のひとつとして覚えると覚えやすいかも。

【例文】

Bears seem and actually are strong, but they mainly live on plants.
熊は強そうだし、実際のところ強いが、彼らは主に植物を食べて生きている。

He is a man who always live up to our expectation.
彼はいつも我々の期待に応える男だよ。

まとめ

liveのまとめです!

  • ほとんど<SV>で「住む・暮らす・生きる」
  • <SVO>のOに入るのは「a ~ life」か「主義・信条」
  • live on 食べ物「~を常食とする」は意外とみる

いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

おすすめ教材

基本動詞の文型を覚えつつ取り組むと効果的なおすすめの教材をいくつか紹介します。英文解釈系が多いですが、いくつかある定番の文法書の中で間違いなく推奨できるものも載せておきます。

『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』

『富田の英文読解100の原則 上・下』

『英文読解の透視図』

『総合英語Forest 7th Edition』

『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。