基本動詞の文型を制すものが英語を制します。
基本動詞の一覧はこちら。
今回は基本動詞 sleep の覚えるべき文型を
必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。
Contents
覚えるべき sleep の文型と熟語!
<SV> | sleep | 眠る |
<SVO> | sleep O | ~を眠る ~に眠る ~の寝床がある |
<SVOC> | sleep O C | 眠ってOをCにする |
sleepの意味は「眠る」です。
文型は<SV><SVO><SVOC>の3つを一応取りますが
なんといっても圧倒的に<SV>!です!!
日本語でも「~を寝る」とは言えないので感覚的に自動詞であることはわかるかもしれません。
しかし、実はかなり限定的な用法になりますが
<SVO><SVOC>という用法もあるので、是非確認してみてください」。
<SV>
sleep | 眠る |
sleepといったら95%は<SV>文型でしょう。
それくらい圧倒的基本中の基本ですが、特に説明するまでもなく簡単ですね。
Hey, be quiet! She’s sleeping.
静かに!彼女が寝てるから。
<SVO>
sleep O | ~を眠る ~に眠る ~の寝床がある |
sleepが<SVO>をとる珍しいパターン3つです。
まずはOが「夜」などの場合。日本語でも「久しぶりに平穏な夜を眠る」とかは言えなくないですよね。
日本語と英語という極めて遠い言語でも似ているところはあるものですね。
また、sleepはOに名詞のsleepをとることで「どんな風に眠るか」を意味できます。名詞のsleepに形容詞がかかり、眠りの状態を描写します。
動詞と同じ意味の目的語なので、こういうのを同族目的語とかいいますが、まあ覚えなくいいです。
ちなみに下の例文でも使っていますが
sleepの文脈でsoundときたら「ぐっすり熟睡」です。
形容詞のsoundには「完全な」みたいな意味があるんですねー。
最後の「~の寝床がある」はOに収容人数が入ります。
普通は accommodate 「~を収容する」という動詞を使うことが多いのであまりみかけませんが。
I slept three nights in Paris.
パリで三晩を過ごした。(意訳ね)
After walking all day long, she slept a sound sleep.
1日中歩きとおした後で、彼女はぐっすり眠った。
This hostel sleeps 30 people.
このホステルには30人分の寝床がある。
<SVOC>
sleep O C | 眠ってOをCにする |
sleepが<SVOC>をとるのは意外性がありますが
意味としては<SVOC>の原則通り
「VしてOにCさせる」とか「OがCするようにVする」とかいう意味。
これに sleep の「眠る」を足してやれば
「眠ってOをCにする」とすればOK。
He had a bad event yesterday, so decided to sleep it off.
彼は昨日嫌なことがあったので、寝て忘れることに決めた。
The doctor told me to sleep off my headache.
医者は私に根て頭痛を治すように言った。
(<SVCO>の形になってます。
off より my headache のほうが長いから後ろへ。)
まとめ
では sleep のまとめです。
- 意味は「眠る」
- 基本的には<SV>
- 限定的な用法で<SVO><SVOC>もある
- <SVO>ではOに night や名詞の sleep
いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
おすすめ教材
基本動詞の文型を覚えつつ取り組むと効果的なおすすめの教材をいくつか紹介します。英文解釈系が多いですが、いくつかある定番の文法書の中で間違いなく推奨できるものも載せておきます。
『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』
『富田の英文読解100の原則 上・下』
『英文読解の透視図』
『総合英語Forest 7th Edition』
『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』