かれこれ最初に旅を出てから3年以上。
国内外問わずバックパックひとつで6.7回は旅してきたのかな?期間にして1年半以上。
毎日のように移動するときもあれば一か所に数週間滞在してボランティアなどをしていたこともあります。
そこで今回、バックバック旅を重ねて洗練された持ち物リストを公開しようと思います。
もちろん滞在や旅のスタイルによって必要なものは変わってきます。
また、寒い地域と熱い地域、キャンプをするのかしないのかによっても持ち物は変わる。
その他趣味や好み・習慣にもよるので一概には言えません。
ですから、今回は僕が自分なりに見つけた荷物リスト完全版を紹介します。
最初は不安でいろいろ持っていきましたが、少しずつスクラップして最終的に30Lバックパックに落ち着きました。
旅先だと巨大な荷物を持った西洋人の方々が多いので、ミニマリストだねと驚かれます。
身軽に旅したい方は、是非参考にしてみてください!(ただし男性向け!)
Contents
【バックパック旅】30Lに収まる持ち物リスト完全版!
結論から見せると、これで全部!↓↓

<バッグ系>
バックバック(30L)
日用品や電子機器を
まとめて入れるポーチや袋
ビニールバッグ
手提げ袋(トートバッグ)
カラビナ
<衣類>
Tシャツ 3枚
(半袖2、長袖1)
短パン 2枚
長ズボン 1枚
パンツ 3枚
靴下2枚
ランニングシューズ 1足
サンダル 1足
レインジャケット 1枚
ユニクロウルトラライトダウン
帽子
ストール
<電子機器系>
スマートフォン
ノートパソコン
電子書籍リーダー
モバイルバッテリー
それぞれの充電ケーブル
腕時計
イヤホン
変換プラグ
タコ足
<日用品関連>
歯ブラシ・歯磨き粉
バスタオル 1枚
タオル(手ぬぐい)2枚
石鹸 1個
水筒
薬
爪切り・耳かき
ノート・ボールペン
南京錠
おすだけベープ
<その他の必需品>
財布
パスポート
クレジット・デビットカード
現金
保険やビザ(査証)関係の書類
予防接種関連の証明書など
ひとつずつ見ていきますね
バッグ系

バックバック(30L) | 腰ベルト、天蓋、背中の通気空間、防水カバーなどがあり、 荷物を入れたときに自立するものが良い。 また、ファスナーが深いか、横ファスナーでトランクのように 開けられるものは便利。すべてを備えるものはなかなかない。 |
衣類用の圧縮袋 | 圧縮しなくてもいいかな。 |
日用品や電子機器を まとめて入れるポーチや袋 | まとめやすいものを使いましょう。 |
ビニールバッグ | スポーツ店でもらえるようなひも付きのしっかりしたものが良い。 雨の時やセカンドバッグ代わりにもなって意外と便利。 |
手提げ袋(トートバッグ) | たためるセカンドバッグだと思うとめっちゃ便利。 移動時、30Lバッグとの相性が良い。 |
カラビナ | バッグのキャパを拡張できる |
セカンドバッグを持つか持たないかを悩んだ末、僕はもたないことにしました。
そのかわりにビニールバッグやトートで代用します。キャパが大きく、たためる分、効率が良いので。
ただセカンドバッグは全然持つ価値があると思います。セキュリティ面もそうですし、やはり旅中もスタイリッシュにいたいものなので。
衣類

Tシャツ 3枚 (半袖2、長袖1) | 軽量・速乾・小さくたためるもの 長袖はまくれば半袖として着られるくらいの薄さだと暑い地域で便利 |
短パン 2枚 | 軽量・速乾・撥水・小さくたためるもの |
長ズボン 1枚 | 軽量・速乾・撥水・小さくたためるもので、 ファスナーを外すと短パンになるものが最強 |
パンツ 3枚 | 何でもよい |
靴下 2組 | 速乾 |
ランニングシューズ 1足 | 通気性があり臭くなりにくいもの 防水スプレーをかけておくと良い |
サンダル 1足 | 鼻緒付きのビーサン型がかさばらない |
レインジャケット 1枚 | 軽量・薄くて小さくたためるもの |
ユニクロ ウルトラライトダウン | 結局これは旅人の味方 |
帽子 | バッグの外に引っ掛けられるものか小さくたためるもの |
ストール | タオル・マフラー・ブランケット・枕になる |
ものによりますが、軽量・撥水・速乾・小さくたためるものの4条件が基本です。
荷物は軽く小さくが、僕の好みなので、軽量であることと小さくたためることは必須。
洗濯は旅の日常です。
少ない衣類で回すには毎日少しずつ手洗いする必要があり、外に干す場所がない宿もあります。
速乾性が高ければ、ベッドにかけておけば一晩で渇いたりするのでとても便利。移動のことも気に欠けなくてよくなります。(明日朝からだから今洗ったら乾かないかな・・・などと考えるのは日常)
撥水は、何かこぼしてもいちいち洗わなくてよいというのもありますし
上はレインジャケット、ズボンは撥水、脚はサンダル、バッグは防水カバーというスタイルなら、相当の雨でない限り、傘を持ち歩かなくもよくなります。(というかそんな雨の時は外に出ない)
短パンは寝間着としても使えるようなラフなものを1枚は用意するとよいです。
それ以外のズボンは、セキュリティ対策でファスナー付きポケットが複数ついているものがお勧め。
空気で膨らますネックピローはあると楽だけど、なくても結局寝られるし(たぶん個人差がある)
最近の発見では、ストールに着ていない服を詰め込むと枕にできる。
シュマグ(ストール)は一品多役で、一見要らないようでとても便利です。
電子機器関連

スマートフォン | 落としても大丈夫なケースに入れるべし |
ノートパソコン | なくてもいけるが、航空券や宿の情報を調べるのにスマホよりかなり楽 |
電子書籍リーダー | 本を読まない人はいらない。 |
モバイルバッテリー | スマホのコンディションがよければなくてもいけるがあると安心 |
それぞれの充電ケーブル | 持っていかないと意味がない |
腕時計 | 夜に光らせることができるもの・防水のもの・安価なもの |
イヤホン | 音楽は旅を彩る。あとドミトリーでは音や動画はイヤホンがマナーかな |
変換プラグ | 世界中に対応しているものがある |
タコ足 | 一辺にいくつか充電できないとしんどいので要る |
スマホは必需品。
スマホを使わない旅も面白いと思いますが、通貨レートの計算とか、宿探し、カウチサーフィン、イベント探し、地図など、スマホを持っている得があまりに多いので、僕はインターネットフリーの冒険よりも、インターネットへフリーアクセスを取ります。
ネットが使えないカリフォルニアの山に1週間滞在したことがありますが、それはそれでいいものですけどね。
ノートパソコンは、上に書いた理由に加え、僕がいろいろ執筆しがちなこともあり、いつも持っていきます。あとスマホをなくしたときの保険にもなります。
僕の友人は初日にスマホをなくして、あとはノートパソコンで生き延びてました。
モバイルバッテリーは旅が長期の人は持っていくと良いと思います。スマホのバッテリーは急にスタミナを失ったりするので。
治安がよくない地域ではむやみにスマホを手に持っていると取られるので(バルセロナの友人は、地元民なのに取られてました。)、時間などは腕時計で確認するほうが良いと思います。
タコ足は、延長コード型のものもお勧めです。ドミトリーによっては2段ベッドの上にはコンセントがなかったりします。
日用品系

歯ブラシ・歯磨き粉 | いつものものを。 |
バスタオル 1枚 | 速乾・軽量・小さくたためるもの 引っ掛けるタグがついているものは出っ張りがあればどこでも干せてよい |
タオル・手ぬぐい 2枚 | 手ぬぐいタオルがお勧め。軽く心地よく乾きやすい。 |
石鹸 1個 | 僕は持って行かずお湯だけシャワーになった。 シャンプーや石鹸は美意識と衛生意識による。 |
水筒 | 水道水が飲める国は意外と多い。 僕はエコのためにペットボトルは避けたい派なので必要。 |
薬 | 腹痛や頭痛はしんどい。あと保湿クリームとか。 |
爪切り・耳かき | 爪が伸びると危ないので要る。爪切りは機内持ち込み可。 耳かきは要らないが、僕はよく発作的にかゆくなるので持っていく。 |
ノート・ボールペン | メモや筆談に使えるほか、機内や空港、国境で記入する 書類を仕上げるのに便利。ペンが置いてないところもある。 |
南京錠 | バッグにつけたり、宿のロッカーにつけたりする。 |
おすだけベープ | 1プッシュで蚊などの虫を撃退できる。 |
手ぬぐいタオルは本当にお勧めです。タオルよりかさばらず、手ぬぐいより吸水性があり、ただ触りも良い。
石鹸やシャンプーはたまに良さめな宿だと置いてありますが、基本持参。どこでも買えるのでそこまで悩む持ち物でもないです。
「水道水が飲めるのは日本だけ」みたいなことたまに聞きますが、そんなことは全然なく、ヨーロッパではほとんどどこでも飲めますし、中東も結構飲めました。
硬水だから~みたいな意見もありますが、日本にも硬水のミネラルウォーターは売ってますしね。
とはいえ、インドや東南アジアなど、バックパッカーの主要目的地の国々の水は飲めないことが多いです。まあそういう国の宿にはウォーターサーバーが置いてあることも多いですから、なんだかんだ水筒はあると便利です。
おすだけベープは特に途上地域だとあるほうがいいです。インドとかラオスとかは普通に寝れないレベルで蚊がいる宿もありました。
ちなみに僕はヒゲは基本伸ばしっぱなしで、剃りたくなった時に髭剃りを買っています。
その他の必需品
財布 | 安価な目立たないものが安全 |
パスポート | これがないと話にならない。コピーも持っておくと安心。 |
クレジット・デビットカード | 複数枚あると良い。デビットは月の限度額がないので安心。 |
現金 | もしものための現金。地域によるが、円・ドル・ユーロが良い |
保険やビザ(査証)関係の書類 | 忘れないように。 |
予防接種関連の証明書など | 忘れないように。 |
このへんの貴重品・必需品は絶対になくしたり盗まれたりしたらまずいものなので、ひとつにまとめて置き、これだけは絶対に守る!と思っておくと良いです。
持ち物リストには入れてませんが、シークレットポーチに入れて、服の下に装備するのが定番。僕は途中でやめましたけど、なんとなく。
現金だけは別の場所に置く方がいいかもしれませんね。
パスポートなくしたら大使館ですから、そこまでの交通費として。
実際に詰めてみよう

これで全部

身に着けるものは詰めなくてよいので除外

衣類→圧縮袋
電子機器系→ポーチ
薬・日用品小物→ミニポーチ
にまとめるとこう。


ちなみにポーチの中身はこんな感じ


リュックはガバっと
開くタイプ
PC用ポッケがある

いろいろ入れる。

入れる。
センスが試される。

閉じるとこう!
自立した!

天蓋を閉めて
サンダル・ストール・鍵など外につけるものをつける。

完成!
しっかりすべて入りました。
まだ多少余裕があるし、荷物が増えてもバッグがあるので拡張できます。
まとめ
このほか、カメラを持っていきたい人や、写真や映像のデータを保存するHDDを持っていきたい人
キャンプ用のテントや寝袋、お土産用のスペース、寒い地域に行く人はヒートテックやガウンなど
スタイルや目的、目的地などによってかなり荷物は変わってきます。
好きな旅のスタイルを見つけるのにも時間がかかるので
結局写真はそんな撮らないやとか
キャンプは意外とお金かかるし毎日はしないから割に合わないとか
そういう気付きはよくあることです。
しっかりイメージを膨らまして準備しましょう!
ちなみに僕のスタイルは、
宿泊はゲストハウスかカウチサーフィン、歴史探訪中心の街歩き、移動は公共交通機関(ヒッチハイクはしない)、世界中の人と出会い話すのが目的、贅沢はそんなにしない、お土産はほとんど買わない、必要になったものは現地で買う、観光情報は現地調達かネット
です。
こういう人は今回紹介した荷物で十分だと思います。たまには良い店で食べたいという方は、それようの最低限のドレスコードとかは要るかも。
まあ、自分のスタイルや必要性に応じて修正しながら
今回のリストを参考に、荷造りしてみてください!!
要らないものを持って行ってしまったら、捨てるかあげるか送り返せばいい
要るものを忘れたらその場で買えばいいんです。
せっかくの準備なので、荷造りも気楽に楽しく!
では良い旅を~!