英語の基本動詞

”Turn”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

覚えるべき の文型と熟語!

<SV>turn
turn over
回る、変わる
ひっくり返る
<SVC>turn 名詞
turn 形容詞
~になる
~になる
<SVO>turn 名詞~を回す、変える、
考える、曲がる、
向ける(他多数)
<SVOC>turn O 副詞
turn O 前置詞 名詞
Oを~にする
句動詞・イディオムturn on/off
turn 名詞 on/off
turn to 名詞
turn into 名詞

turn from 名詞
turn A into B
turn down
turn up
つく / 消える
~をつける・消す
~に頼る
~に変わる

~から変わる
AをBに変える
(音や火を)小さくする・却下する
(音や火を)大きくする・現れる

Turnの核の意味

turn は本当にいろいろな意味で使われる動詞。

されどとても重要な基本動詞です。

あまり特定の訳語で覚えて対応できるものではない気がするので、イメージで覚えることをオススメします。

そのイメージとはズバリ、「→」矢印です。

to という単語も「→」だよ~と僕はいつも説明するのですが、それと似た感じ。

turn の場合は特に「曲がった矢印」かな。

turnが矢印というよりも、turnが意味するところをビジュアルで表すとだいたい矢印でイケるって感じが正しいかも知れません。

日本語でターンというと、運転の時の「Uターン」とか、バスケの「ピボットターン」とか、DJの「ターンテーブル」とかでしょうか?

全部曲がった矢印でイメージできますよね!

あとはゲームなどで「次は私のターン」みたいな使い方もありますが
やっぱり日本語でもターンは「回ってくるもの」ですな。

ということでターンと言えば「回る」「向ける」「ひっくり返る」、名詞だと「順番」のような訳になりますが、すべて方向が変わったり、景色が変わったり、順番が変わったりします。

そこから turn には「変化」のイメージがあることも強調しておきます。

そもそも矢印自体に変化のイメージと近しいところがありますね。

では、turnのイメージがなんとなくでもつかめた人は
Travis の名曲 “Turn” でも聴いて一息ついたら
次は文型ごとに turn の意味を確認していきましょう。

<SV>

turn
turn over
回る、変わる
ひっくり返る

「回る」「変わる」「ひっくり返る」という訳を載せていますが
やはりまずは「→」として捉えてから都合のいい日本語に落とし込んで理解すると良いでしょう。

<SV>は自動詞なので、Sが主体に矢印の上に乗って動くものとして訳すのがポイントです。

つまり「変える」ではなく「変わる」であり、
「回わす」ではなく「回る」なのです。
主語が矢印に乗っている図が思い浮かびますでしょうか。

【例文】

She ignored me and turned over in bed.
彼女は僕を無視してベッドで寝がえりをうった。

His interest turned to astronomy.
彼の関心は天文学へ向いた。
(turnは「→」、toも「→」で繋がって長い矢印に。彼の関心が天文学への伸びていくイメージが浮かびながら読めれば完璧です。)

I heard that suchi turn in Japan.
日本では寿司が回ると聞いたんだけど。
(曲がった矢印に寿司が乗って回っているイメージ。)

<SVC>

turn 名詞
turn 形容詞
~になる
~になる

<SVC>の基本は S=Cです。

しかし、be動詞が入るところに turnが入ると、turnの矢印イメージが付与されて、変化のニュアンスが加わります。

getが<SVC>をとるときの感覚と似ています。以下参照。

【例文】

I can’t believe the small girl turned this fine lady.
あの小さかった女の子がこんな立派な女性になったなんてね。

The trees in this forest turn red by October.
この森の木は10月までには赤く染まる。

<SVO>

turn 名詞~を回す、変える、
考える、曲がる、
向ける(他多数)

こちらは<SVO>、つまり他動詞のturnです。

ですから<SV>のときとは打って変わって
Sは矢印の発信源。
矢印に乗って動いだり、巻き込まれて回ったりするのがOです。

ということは
「向く」ではなく「向ける」であり
「回る」ではなく「回す」なのです。

【例文】

Her ears caught a weird sound behind, and she turned her head.
後ろで妙な音が聞こえたので、彼女は振り向いた。

Since reading the old book, he has turned the same idea over and over.
あの古い本を読んで以来、彼には同じ考えが繰り返し頭に巡っている。

Before you turn the page, please take a guess of the next scene.
ページをめくる前に、次の展開を予想してみて。

You turned a corner and you think you see the way to go, but soon you have to turn again the next corner after which you don’t know what is waiting.
あなたは角を曲がり、行くべき道がわかったと思う。しかし、またすぐに、その後には何が待っているかもわからない曲がり角を曲がらなけらばならない。

<SVOC>

turn O 副詞
turn O 前置詞 名詞
Oを~にする

<SVO>のturnは「向ける」などの意味があるとくれば
「どちらに?」と気になるのが人情です(?)

ということでその後ろ、<SVOC>のCに当たる位置に副詞や前置詞句が続いて方向などを示すことが非常に多いが turn という動詞。

OCを抜き出して、間に be動詞 を入れると文が成立するのが<SVOC>の特徴です。
今回はturnにも<SVC>があるので、be動詞に代わりに turn をつっこんでみます。

We can’t turn the clock back. 「我々は時を戻すことはできない」

OCに当たるのは the clock back なので

The clock turns back. 「時計が巻き戻る」

という感じで文が成立するわけです。この文が意味する内容を作り出す影響者が、<SVOC>のSに入るのです。

まあ正直 turnの<SVOC>に関しては、<SVO>+α と思ってくれても似たようなものですが、この手の<SVOC>は、get や put など他の基本動詞でもよくあるので、まとめて覚えて置くといい気がします。

【例文】

Even if we develop a lot of technology, we can’t turn the clock back.
どんなにたくさんの技術を発展させても、時を戻すことは出来ない。

Please turn your chairs toward the display on the stage.
舞台上の画面に椅子を向けてください。

句動詞・イディオム

turn on/off
turn 名詞 on/off
turn to 名詞
turn into 名詞

turn from 名詞
turn A into B
turn down
turn up
つく / 消える
~をつける・消す
~に頼る
~に変わる

~から変わる
AをBに変える
(音や火を)小さくする・却下する
(音や火を)大きくする・現れる

turnはやたらと重要な句動詞・イディオムが多いです。

on off の基本イメージや、into, upの基本イメージがつかめていると、それほど覚えるのに苦労はないと思いますが、あまりイメージがつかめていないという人は、turnとむずびつけて覚えるのも手かもしれませんね。

他の記事でも度々書いていますが、onのイメージは「接」、offのイメージは「離」です。

電気を使った製品は僕たちがパチパチとオンオフを切り替えるときに、どこかで電気の通り道を繋いだり(接)切ったり(離)しているわけです。だから on, offを使います。

もはやワイヤレスの時代だし、あまりそういう仕組みではなさそうだけど…よく知らないので、ここは無知の利を生かしてそう思い込むことにしましょう。そのほうがon, offのイメージをつけやすいことは確かなのだから。

intoが変化を意味する動詞と相性がいいのは鉄板です。

  • change into X
  • translate A into B
  • transform A into B
  • make A into B

などなど。 turn A into B もこの仲間ですね。

その他もここにあげたものは超頻出のものばかり(英会話でも受験でもだよ)ですので、しっかり覚えておきましょう。

【例文】

The fire finally turned on an hour later.
一時間遅れて、ようやく火が付いた。

Can you turn off the light?
電気消してくれる?

You are the only person I can turn to.
あなたは私が頼れる唯一の人です。

Soybeans turn into natto.
大豆は納豆になる。

How much you say you still love her, she has already turned from what she was.
どんなに君がまだ彼女を愛しているといっても、彼女はもう昔の彼女じゃないんだ。

There appears always some imperfection or distortion when we turned what we feel into words.
感じたことを言葉にするときには、常になんらかの不完全さや歪みが生じる。

My idea about the newly launching business was turned down. 
新規立ち上げ事業に関する私のアイデアは却下された。

Turn up the radio, so that I no longer need to hear the suffering voices of people.
ラジオの音を上げてくれ。もうこれ以上人々の苦しむ声を聞かなくていいように。

まとめ

久しぶりに骨のある動詞だったので書くのに時間がかかった…

これだけたくさんの意味や用法があるとウンザリしてくる向きもあるかと思いますが、反対に表現のパターンさえ覚えてしまえば少ない語彙の組み合わせて多くの表現ができうるということでもあります。

ちなみに「英会話は中学英語で十分だ!」という人は単語レベルで話していて、「ほらね、中学で習ったものばかりでしょ?文法もせいぜい比較や仮定法レベルでしょ?」という感じなのですが

いくら turn が小学校レベルの英単語だとしてもここまで深く学ぶのは高校以上でしょう・・・あまり耳障りの良い甘い言葉に惑わされず、愚直に勉強するのがイチバンの近道ということだと思いますよ。

では、御託はこのへんに turn をもとめて終わります!

  • イメージは「→」矢印
  • 特に曲がった矢印
  • 変化のイメージを持っている
  • 自動詞と他動詞のバランス型
  • たくさんある熟語は大事なものばかり

いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

ABOUT ME
ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。