基本動詞の文型を制すものが英語を制します。
基本動詞の一覧はこちら。
今回は基本動詞 walk の覚えるべき文型を
必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。
Contents
覚えるべき walk の文型と熟語!
<SV> | walk | 歩く |
<SVO> | walk 名詞 | ~を歩き回る、~を散歩する、案内する |
walkの意味はもちろん「歩く」
簡単ですね。
基本となる文型は<SV>です。
walk「歩く」のような「進行」を表す動詞は基本的に<SV>文型をとります。
<SV>の動詞には「存在」「変化」「進行」の3つのどれかの意味を持つ動詞が多いです。
これはあくまで傾向ですが、動詞の後ろにつく表現を助けにしてさらに予測を広げることもできます。
例えば
into が後ろにいたら「変化かな?」とか
to が後ろにいたら「進行かな?」とか
in, at など場所の表現があれば「存在かな?」とか。
しかしwalkには実は<SVO>もあり、ひっかけがあるとすればこのへんでしょうか。
<SVO>のwalkは「~を散歩する、歩かせる」という意味になりますよ。
<SV>
walk | 歩く |
こちらは説明不要ですね。
素直に「歩く」と読んで大抵は大丈夫。
しかし時々、「不審者がいる」「幽霊がでる」などにwalkを使うことがあります。歩いているというもののその「存在」に焦点があてられた表現ですね・
上述の通り、<SV>には「存在」という意味を持つ動詞が多いので、なかなか整合性があります。
The moment I like the best is when I walk in the quiet night with my best friends.
僕が一番好きな瞬間は、親友たちと静かな夜を歩く時間だ。
<SVC>
walk 名詞 | ~を歩き回る、~を散歩する、案内する |
日本語の「歩く」は目的語に場所をとって
「スーパーを歩く」とか言えますが、英語ではそうはいかないことも多いので、やはりここは日本語で考えるのは控えるべきです。
<SVO>のwalkをありのままに覚えましょう。
<SVO>のwalkには
自分が歩く場合と他人を歩かせる場合があります。
後者で歩かせるのが犬などなら「散歩につれていく」だし、
歩かせるのが人なら「案内する」などになります。
After the long journey, she walked her hometown with a strange feeling.
長い旅の後で、彼女は故郷を不思議な気持ちで歩き回った。
He never forgets to walk his dog.
彼は絶対に犬の散歩を忘れない。
The old lady walked him into the disquieting hotel.
その老女は彼を不穏な感じのするホテルに招き入れた。
まとめ
walkのまとめです
- 意味は「歩く」
- 基本は<SV>
- <SVO>では「歩かせる、散歩する」の意味も。
いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
おすすめ教材
基本動詞の文型を覚えつつ取り組むと効果的なおすすめの教材をいくつか紹介します。英文解釈系が多いですが、いくつかある定番の文法書の中で間違いなく推奨できるものも載せておきます。
『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』
『富田の英文読解100の原則 上・下』
『英文読解の透視図』
『総合英語Forest 7th Edition』
『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』