基本動詞の文型を制すものが英語を制します。
基本動詞の一覧はこちら。
今回は基本動詞 remain の覚えるべき文型を
必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。
Contents
覚えるべき remain の文型と熟語!
<SV> | remain remain to be Vp.p. | ままでいる、残る Vされるべきままである (=Vするべきである) |
<SVC> | remain 名詞 remain 形容詞 remain Ving remain Vp.p. | ~のままで残る ~のままで残る Vしたままでいる Vされたままでいる |
remainの意味は「そのまま残る」です。
「~ままでいる」「残る」「存続する」「留まる」などの訳があると思いますが
すべて意味は同じですね。
「そのまま残る」で大丈夫です!
remainで大切なのは
とにもかくにも自動詞だということです。
remainは他動詞ではない
ということを解答根拠として問うてくる問題はよくあります。
これさえ覚えておいてしまえば
あとは問題ありません。
自動詞の用法しかないので
<SV><SVC>文型のみとなりますが
それぞれ見ていきましょう。
<SV>
remain remain to be Vp.p. | ままでいる、残る Vされるべきままである (=Vするべきである) |
remain to be Vp.p. ですが
to 不定詞の目的として理解いただいて
「Vされるための状態のままで残っている」
と考えてください。
要するに「誰かがVするべきだ」ってことですよね。
She remained at the station to wait for the train that was never to come.
彼女は駅に残って、来るはずのない電車を待った。
A pile of tasks remain to be finished.
終わらせるべき仕事が山積みだ。
It has remained for you to make the last decision.
あとは最後の決断を、あなたがすればいい。
(to makeがItの内容でfor youはその意味上の主語)
<SVC>
remain 名詞 remain 形容詞 remain Ving remain Vp.p. | ~のままで残る ~のままで残る Vしたままでいる Vされたままでいる |
いろいろ書いていますが
Cに入るのは名詞か形容詞という原則通りです。
Ving, Vp.p.ともに形容詞としての用法もありますので。
ただし be Ving で表される進行形のイメージや
be Vp.p. で表される受動態は
remainの<SVC>にももちろん息づいているのでお忘れなく。
However old it becomes, here remains my home town.
どれだけ古びようとも、ここに私の故郷がある。
(倒置文です)
My memory in Asturias remains so vivid in my heart.
アストゥリアスでの思い出は、私の心に鮮やかに残っている。
(アストゥリアスはスペイン北部の県。自然が豊かです。)
A man remained standing by his father’s tomb so long.
男は父親の墓のそばに長いこと立ち尽くしていた。
This cave painting from the prehistoric age had remained undiscovered until 19th century.
その先史時代の洞窟壁画は、19世紀まで未発見のままだった。
まとめ
remainで覚えておくことは以下の2点。
- 意味は「そのまま残る」
- とにかく自動詞!<SV><SVC>
いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
おすすめ教材
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『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』
『富田の英文読解100の原則 上・下』
『英文読解の透視図』
『総合英語Forest 7th Edition』
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