基本動詞の文型を制すものが英語を制します。
基本動詞の一覧はこちら。
今回は基本動詞Arriveの覚えるべき文型を
必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。
Contents
覚えるべき arrive の文型と熟語!
<SV> | arrive arrive at / in 名詞(場所) | 到着する ~に到着する |
え!これだけ!?!?
そう、これだけ!!
Arriveは楽勝基本動詞です。
とる文型は<SV>のみ。
これといって取り上げるべきイディオムもありません。
着く場所によって使い分ける at と in
arrive は自動詞なので「どこに着くか」を書きたいときには後ろに前置詞を置きます。
基本的には at
着く場所が広いときは in
と覚えておけば大丈夫。
このへんはarriveの用法というよりも、前置詞の意味で使い分けてる感じですね。
たまに arrive on 場所 となる場合もありますが
そういうのを見たときも、後ろの単語との兼ね合いで on になってるだけで、arriveの意味は「到着する」なんだな~と思っておけば問題ないです。
reach との使い分け
arriveという動詞について説明するにあたり、
いちばんの論点は“reach”との使い分けです。
ひとことで言えば
arrive は自動詞、reach は他動詞。
意味はほとんど同じ2つの動詞ですが(reachは数値が達するとか、もっと幅広く使うけどね。)、後ろにくる形が違うのです。
ビーチに着いた。
〇 I arrived at the beach.
✕ I arrived the beach.
✕ I reached at the beach.
〇 I reached the beach.
reachは他動詞なので目的語が必要なのです。
そこに着いた。
✕ I arrived at there
〇 I arrived there
✕ I reached at there
✕ I reached there
cf. 〇 I reached the place
thereは副詞なので目的語にはなれませぬ。残念ながら。
「到来する」という意味
「到着する」というと事務的な感じがしますが
arriveにはちょっとアツい使い方があります。
「時代が到来する」とか「(赤ちゃんが)生まれる」とかです。
The time has arrived for me to laugh.
吾輩が笑うときがやってきなすった。
(悪いヤツですね。たぶん。)
The baby has just arrived.
その赤ちゃんはちょうど生まれたところです。
(感動的な生命の誕生シーンで「赤ちゃんが到着されました!」
じゃ、お笑いになっちゃいます。)
まとめ
arriveは自動詞ということさえ覚えておけば特に怖くない動詞ですね。
後ろの前置詞の選び方やreachとの区別も
arriveの知識というよりは、前置詞の意味や基本的な文型の知識でカバーすべきところです。
問題ないない、楽勝楽勝。
では、読んでくれてありがとうございました。
おすすめ教材
基本動詞の文型を覚えつつ取り組むと効果的なおすすめの教材をいくつか紹介します。英文解釈系が多いですが、いくつかある定番の文法書の中で間違いなく推奨できるものも載せておきます。
『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』
『富田の英文読解100の原則 上・下』
『英文読解の透視図』
『総合英語Forest 7th Edition』
『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』