英語の基本動詞

”Hope”の覚えるべき文型、熟語をまとめる【基本動詞の文型】

基本動詞の文型を制すものが英語を制します。

基本動詞の一覧はこちら。

今回は基本動詞 hope の覚えるべき文型を

必要十分な量にコピっとまとめましたのでどうぞ。

Contents

覚えるべき hope の文型と熟語!

<SV>hope
hope for 名詞
hope for 名詞 to V
希望を持つ・望む
~を望む
~がVすることを望む
<SVO>hope to V
hope that SV
Vすることを望む・Vであればいいと思う
SVであることを望む

hopeの意味は「希望を持つ」「望む」「~であればいいと思う」です。
まあ全部同じ意味ですな。

hopeという動詞は文型で言えば
<SV><SVO>の2パターンしか取らないものの、使われる表現はすべて重要です。

上の表は全部覚えてしまいましょう。

どれも下で理屈を説明していきますが、セオリー通りのものがほとんどなので安心してください。逆に言えば、hopeの学習はセオリーの復習になるという意味で結構ためになる学習かも知れません。

1点だけ注意点として、
hope は<SVOC>をとらない
ということを強調しておきます。

意味から言って実に<SVOC>をとりそう、そんでもってCに to V あたりが入りそうなものなんですが、そうは問屋が卸さないのです。

hope は wait と同じく
hope for 名詞 to V
という形になり、to Vに意味上の主語を割り込ませる用法になるのです。

<SV>

hope
hope for 名詞
hope for 名詞 to V
希望を持つ・望む
~を望む
~がVすることを望む

hope for 名詞「~を望む」
自動詞+for の典型例。
この形は基本的に「~を求める」という意味を作ります。

hope for 名詞 to V 「~がVすることを望む」
上に書いた通り、hope to Vの to V の前に、不定詞の意味上のSを表す for S’ が割り込んだ形と理解できます。
だから<SVO>に書こうとも思ったのですが、見かけが<SV>なのでまあこっちでいいかなと。

【例文】

Do not stop hoping unless you find the truth.
真実がわかるまでは希望を捨ててはいけない。

I hope for sunny days on Sundays because it is called SUN-day.
ぼくは日曜はいつも晴れればいいなと思う。”日”曜日なんだから。

I hope for my son’s dream to come true.
私は息子の夢が叶うといいと思う。

<SVO>

hope to V
hope that SV
Vすることを望む・Vであればいいと思う
SVであることを望む

hope to V に関しては
hope の意味が「望む」なので、完全に「する方に向かう」意味ですね。
だからモチロン続くのは Ving ではなく to V です。これはセオリー通り。

さらに hope that SV に関しても
hope が思考系動詞であることを踏まえれば
Oにthat節が入ることは知らなくても想定できるはず。

【例文】

She hoped to flip over the okonomiyaki successfully.
彼女はお好み焼きをうまくひっくり返せるといいと思った。

I hope that you will make a great actor like Al Pacino.
君がアル・パチーノのような偉大な役者になることを望んでいるよ。

まとめ

では hope をまとめます。

  • 意味は「望む」
  • hope for は、自動詞+for の形で「~を望む」
  • 「する方に向かう」ので目的語には to V
  • 思考系動詞なので目的語に that節 が入る
  • <SVOC>はとらない

いつも勉強お疲れさま。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

おすすめ教材

基本動詞の文型を覚えつつ取り組むと効果的なおすすめの教材をいくつか紹介します。英文解釈系が多いですが、いくつかある定番の文法書の中で間違いなく推奨できるものも載せておきます。

『ビジュアル英文解釈 PART1 PART2』

『富田の英文読解100の原則 上・下』

『英文読解の透視図』

『総合英語Forest 7th Edition』

『英文法・語法 Vintage 3rd Edition』

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ささ
25歳。 副業で家庭教師をやっているので教材代わりのまとめや、世界50か国以上旅をしてきて感じたこと・伝えるべきだと思ったこと、ただの持論(空論)、本や映画や音楽の感想記録、自作の詩や小説の公開など。 言葉は無力で強力であることを常に痛感し、それでも言葉を吐いて生きている。 ときどき記事を読んでTwitterから連絡をくれる方がいることをとても嬉しく思っています。何かあればお気軽に。